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このままではオバさんへと転落する!?いつまでも魅力的でいる「女を愉しむ」アイテム

2015.06.09

人は女に生まれるのではなく、「女になる」

「人は女に生まれるのではなく、女になるのだ」という名言を残したのは、フランスの作家シモーヌ・ド・ボーヴォワール。
内から溢れるセクシーさを纏う女性は、女らしいアイテムを選択しその時間を愉しんでいる人に他なりません。例えば、スウェットよりもシルクのパジャマ。ハンドタオルよりも、レースがあしらわれた白いハンカチ。
「手入れが大変そう」という印象で避けて通っている人も多いと思いますが、実際にやってみると想像したよりも簡単にできることに驚くはず。自分にも、側におくアイテムにも、一手間かけて手入れをする。そこにかかる時間を含めて「オンナ時間」を愉しんでみませんか?

香りをプラスするベネフィット

はじめの一歩としておすすめなのは、香りをプラスしたケア。
例えば、お風呂上りにはお気に入りの香りのボディクリームをプラスして、かさつきがちな部分をケア。リンパの流れにそってマッサージすれば、その心地良さに心も体も解き放たれます。髪を乾かすというルーティンにも、流さないトリートメントなどで香りをプラス。艶だけでなく、動くたびに香る髪にしておきましょう。

香りは、脳で「考える」というプロセスを司るところをスキップし大脳辺縁系を刺激します。そして体の生理機能をコントロールする視床下部へ伝わり、自律神経、免疫系、ホルモン系の働きのバランスにいい影響を与えるといわれています。単に気分だけの問題ではなく、香りを纏うということには、こんなにもメリットがあるのです。

美しいランジェリーで女度がアガる!?

次に試してほしいのが、美しいランジェリーをチョイスすること。
皆さんも暖色系の下着は元気が出る、寒色系の下着は冷静な判断に役立つといった色のパワーなどは聞いたことがあるかと思います。肌に直接つける下着はメンタルだけでなく、生理機能、ひいては行動にも影響を与えるのではと研究されています。

2009年に悪女学研究所で行ったアンケートによると、「自分はモテるほうだと思う」と回答した人のうち、実に8割もの人たちが「下着にこだわりを持っている」と回答しています。モテない人ほど下着がイケていないというのは昔から言われることですが、皆さんが今つけているのはどんな下着でしょうか。ランジェリーと呼べないようなデザインばかりを持っているのであれば、この機会に美しいものを買ってみてもいいかもしれません。

新たに取り入れるのであれば、あえて別洗いが必要になるレースの美しい下着がおすすめ。肌触りがよく気分のアガるシルクのパジャマもいいですね。

あえて手間をかけてみるという選択

自分に手間暇をかけるという作業を繰り返すと、自分をケアする、大切に扱うという習慣ができます。良質な食事、良質な睡眠といったように、このスパイラルに入ると女性はどんどん内側から輝きはじめます。筆者も、手間をかけるライフスタイルを選んでから、本当の意味での「女性性」に目覚められた気がしています。

「私は女らしさに価値なんか感じないから」―。そう思うあなたにも、自分をいつくしみ、女としての時間を味わうことはぜひ体験してほしいと願ってやみません。自分ケアをし、自分を大切にする余裕は、他者への接し方にも必ずあらわれます。

一見ムダにも思えることも愉しめる柔軟さは、人生を愉しむコツでもあります。手間をかけ、女性らしさを愉しむということ。これは、「女」「母」「妻」など様々な役割を求められる女性にとって大切なものだと思うのです。

Text:悪女学研究所所長 藤田尚弓