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ヘアサロン「AMATA」オーナー・美香さんが伝授!ふんわりツヤ髪を作るドライヤーテクニック

2016.09.09

「私だって、ドライヤーの使い方次第で簡単にボサボサヘアになりますよ」と言うのは、大人のためのヘアサロン「AMATA(アマータ)」のオーナーであり、サラサラ&つややかな黒髪がトレードマークの美香さん。超美髪の美香さんのボサボサヘア姿なんて、まったく想像がつきませんが、それほどドライヤー使いは美髪に魅せるうえで重要だということ。そこで、シャンプー後に髪の毛を乾かすことの大切さや、正しいドライヤーの使い方を美香さんに伺いました。

夏の紫外線で傷んだ髪のためにも「ちゃんと乾かすこと」が大事

髪をなびかせる女性

夏にたっぷり紫外線を浴びた髪の毛。パサつきが気になるから、ドライヤーの熱を当てるのが心配な人もいると思います。でも、「髪の毛のためには、ちゃんと乾かすことが大切です」と美香さんは言います。

「夏の間に強力な紫外線を浴びた髪の毛は、表面のキューティクルがはがれてしまい、切れ毛や枝毛ができやすくなっています。また、髪の毛の水分量は11~13%だといわれていますが(平均的な日本の気温15℃~25℃で湿度が50%~60%の場合)、水分が蒸発することで髪の内部の水分を蓄える管が空洞になってしまい、パサつきやすくなります。同時に、頭皮の水分量も不足しているため、ターンオーバーが滞り、抜け毛が起きやすくなります」(美香さん)。

思った以上に、夏を終えた髪の毛のダメージは深刻なもよう。でも、だからこそ髪の毛をちゃんと乾かす必要があるというのは、どういうことなのでしょうか?

「髪の毛は濡れている状態のときが最もダメージを受けやすいんです。それに、ちゃんと乾かさずに頭皮が蒸れると、常在菌が増殖し、ニオイやかゆみを引き起こすことがあります。そのような乱れた頭皮状態で、美しい髪の毛が育つはずがありません。今ある髪の毛をダメージから守るのはもちろん、これから生えてくる髪の毛のためにも、きちんと乾かすことが大切なんです」(美香さん)。

ふんわりツヤ髪を作る 美香流ドライヤーテクニック

美香さん直伝、正しいドライヤーの使い方をご紹介します!

(1)タオルドライ
髪の毛に熱を当てる時間を減らすために、事前に水分をしっかり吸収するのがポイント。美香さんは、朝シャン後にターバンを巻いて(約15分)、その間にメイクを済ませるそう。

(2)頭皮用セラムをつける
美しい髪の毛を育む土壌を整えるために、頭皮用セラムを頭皮になじませます。

(3)コーミング
コーミングをして理想の髪型に整えます。面をきれいにしたり、いらない毛を抜き取ったりするためにも大切。 す。

髪にオイルをつける

(4)オイルをつける
ドライヤーの熱から髪を守るため、オイルをつけます。手のひらにとって、髪をはさみこむように。1本1本にオイルの膜をまとわせるようなイメージです。

ドライヤーを上から当てる

(5)ドライヤーを上から当てる
ドライヤーを上から当てると、キューティクルの目がそろうので仕上がりがキレイ。もう片方の手で髪を揺らして、風がきちんと通るようにしましょう。

NG例ドライヤーを下から当てる
<NG例>
ドライヤーを下から当てるのはNG。キューティクルの目に逆らうことになるため、面がそろわずバサバサの印象に。

ふんわりさせたい部分に冷風を当てる

(6)ふんわりさせたい部分に冷風を当てる
トップやサイドなど、ふんわりボリュームを持たせたい部分に片手で立ち上がりをつけ、冷風を10秒程度(髪の毛が冷えるまで)当てます。これでふんわりツヤ髪が完成! 美香さんほどのロングヘアでも、5分間ドライ・2分間ブローの計7分間で完了するそう。

「もし寝ぐせを直したい場合は、ハネた毛先ではなく根元に温水をスプレーしましょう。寝ぐせは、根元からねじれているので、毛先だけ直そうとしても直りませんよ」(美香さん)。

ドライヤーは「乾かすもの」ではなく「キレイになるもの」

髪の毛を乾かすのは面倒くさいと思いがちですが、美香さんはこう言います。

「髪を乾かす行為は、毎日行うことです。だからこそ、嫌々ではなく、美しくなるようにアプローチをすることが大切だと思います。正しいドライヤーの当て方をマスターすれば、今の髪の毛より、確実に髪は美しくなります。そう思うと、ワクワクしませんか?」。

今回、美香さんとお会いして印象的だったのは、自身の髪に触れるときの手つき。「オイルはこうつけるんですよ」「髪はこう揺らしながら乾かして」と、レクチャーしてくださるたびに、そっと髪の毛に触れる手は、慈しみにあふれていました。生まれたばかりの赤ちゃんに触れるようなやさしさと、宝物を手にしたときのような喜びに満ちた手つき。そこからは、髪の毛を本当に大切に思っている美香さんの思いが、ひしひしと伝わってきました。美香さんは、身体の内側からも美髪を育むため、髪専用のサプリもとっているそうですよ。

私たちも、まずは自分の髪の毛を大切に思って、愛情を注ぎ、正しく乾かすことから始めてみませんか。

<取材協力>

美香さん。2002年、ファッションデザイナーから転身し、本当に自分が行きたい大人のためのヘアサロン「AMATA」をオープン。毛髪診断士、JAPA認定アーユルヴェーダアドバイザーの資格も保有。近年は、様々な分野にて製品プロデュースやコンサルタントとしても活躍。

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