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似合う色が分かれば美肌も叶う! 魅力を引き出すパーソナルカラー診断

2017.05.26
この春トレンドのメイクはピンクリップ。人気色を買ってはみたものの、なんだか顔から浮いて似合わない......。実は、人にはそれぞれ個性があるように、似合う色も違います。その似合う色を見つけるツールが「パーソナルカラー診断」です。

今回はAll About「カラーコーディネート」ガイドとして活躍中の松本英恵さんに、パーソナルカラー診断のやり方や、より魅力的に見せる色選びについてお伺いしました。後編として「美人度UP!?パーソナルカラーを活かしたファンデーション&リップ選び」では、タイプ別のメイク法をご紹介します。

似合う色を選べば、美肌に見えて好印象!

ファッションやメイクを選ぶ時、何を重視していますか? 特にファッションでは、「形」や「素材」から選んでいるという方も多いのではないでしょうか? 実は最初に人の目に飛び込んでくるのは「色」。大ヒットセラーとなった劇作家・演出家、竹内一郎氏の著書『人は見た目が9割』が示すように、視覚情報は人の印象を左右する大きな要素であり、なかでも視覚情報のほとんどは「色」によって決まります。

つまりファッションやメイクなど身につける色は、選び方ひとつでその人の印象を決める重要な要素に。だからこそ、自分に似合う色を知ることが大切なんですね。似合う色を身に付けるとパーソナリティにあった魅力を引き出しながら、「肌の透明感が増す」「シミやシワが目立たなくなる」「顔立ちがすっきり」「瞳がキレイ」など、メイクやスキンケアを変えていないのに美肌に見える効果があります。

 

 

今すぐ簡単診断 あなたのパーソナルカラーは?

パーソナルカラー診断でいう似合う色というのは、「赤が似合って、青が似合わない」というものではありません。「どんな赤」「どんな青」が似合うのかを見つけるものです。例えば、赤は似合わないと思っている方でも、似合う赤はあります。ちょっとした色みやトーンの違いを見極めるようにすれば、似合わない色はなくなるんです。また、自分に似合わない色もわかるので、せっかく買ったのに使わない......という失敗も減りますよ。

ではさっそく、あなたに似合う色を見つける「パーソナルカラー診断」を行っていきましょう。

 

 

資料提供:松本英恵

 

 

Aが多かった人→スプリングタイプ
Bが多かった人→サマータイプ
Cが多かった人→オータムタイプ
Dが多かった人→ウィンタータイプ

 

 

4つのタイプ別!似合うファッションカラー

●スプリングタイプ
黄色味で鮮やかな色合いのスプリングタイプ

明るくキュートな印象で、いつまでも若々しい雰囲気を持っています。キラキラと輝くガラスのような瞳が印象的で、表情豊かな人が多いようです。フレッシュ、キュート、ヘルシーといったカッチリし過ぎない、明るく軽やかなコーディネートがおすすめ。

春風に誘われていっせいに咲きほころぶカラフルな春の花々や、みずみずしい新緑を思わせる色が似合い、鮮やかな色を身につけてもすんなり着こなせるのも特徴。苦手な色は青みの強いブルーベースの色、濃く暗い色、くすんだ濁った色。顔色がくすんで不健康に見えがちなので、避けた方がよいでしょう。


<暖色系>
朱色系統の暖かい赤、オレンジ寄りの明るいサーモンピンクやコーラル、オレンジやイエローは似合う色が多く、鮮やかなキャロット、明るいアプリコット、鮮やかなたんぽぽ色などがおすすめ。

<寒色系>
新緑のような明るくフレッシュなイエローグリーン、ティファニーのパッケージのような爽やかなアクアブルー、鮮やかで暖かみのある紫を着こなして!

<ベーシックカラー>
地味な色を着こなすのはどちらかというと苦手なタイプなので、地味になりがちなベーシックカラーでもベージュやキャメルのような明るく澄んだ色を選ぶのがポイントです。

 

 

●サマータイプ
青みがかった優雅な雰囲気のサマータイプ

上品で清楚な雰囲気があり、奥ゆかしさと芯の強さを持つやまとなでしこのようなタイプです。女性らしさが持ち味なので、エレガント、フェミニン、ソフトといった清潔感のある、くずしすぎない優雅で品のあるコーディネートがおすすめです。

夏の強い日差しが海に反射して、白っぽくかすんだ浜辺の風景のようなブルーベース(青みのある色)で、白っぽくパウダリーな柔らかな色やニュアンスのある中間色が似合います。逆に黄みの強いイエローベースの色、鮮やかな原色、暗く重たい色、強い色は顔に影ができて、疲れて老けて見えるので避けるのがベター。



<暖色系>
ブルーが入った感じの優しい赤や、スイカのような明るくソフトな赤、優しいパウダーピンクから、ソフトフクシャのように青みの強い色まで、ローズ系はとてもよく似合います。黄色は淡いシャーベットのようなパステルレモンがおすすめです。

<寒色系>
ブルーグリーン系、白やグレイが混ざったパウダリーな青、紫はラベンダーなど、明るくソフトな色やグレイッシュで涼しげな色が上品で繊細な魅力を引き出してくれます。

<ベーシックカラー>
派手な色は苦手ですが、ブルーグレーのような控えめな色をシックで都会的に着こなすことができるタイプです。ベーシックカラーは明るくソフトな色を選びましょう。

 

 

●オータムタイプ
深みのあるイエローベースで大人っぽい印象を持つオータムタイプ

大人っぽい印象で、強さと落ち着きを兼ね備えた雰囲気を持っています。頬の赤みは少なく、陶磁器のようなつるりと滑らかな肌、深みのあるダークブラウンの瞳は優しくてソフトな印象です。ナチュラル、エスニック、ゴージャスといったキーワードを意識した、軽すぎないシックで大人っぽいコーディネートがおすすめです。

落ち着いたシックな色を着ても地味にならず、かえって華やかに見えます。イエロー(ゴールド)ベースで、深みのあるくすんだ色、暖かみがあって落ち着いた大人っぽいアースカラーを選びましょう。薄くて軽い色は顔色がさえなくなり、もの足りない印象に。青みの強いブルーベースの色や鮮やかすぎる色はきつく浮いた印象になってしまいます。


<暖色系>
スパイシーなオレンジレッド、錆びた鉄の色のようなラストも似合います。黄みのあるくすんだアンティークな雰囲気のサーモンピンク、深みと渋みのあるイエローゴールドやマスタード、オレンジ系のパンプキンやテラコッタのような色がおすすめ。

<寒色系>
緑はバリエーションが多く、モスグリーンのように黄みがあるタイプから、深みと渋みのある迷彩色調のグリーンまでつややかに着こなします。青のバリエーションは多くありませんが、緑みに寄ったティールブルーなど個性的で落ち着いたブルーが似合います。

<ベーシックカラー>
冷たい色や明るい色を着こなすのが苦手なので、ベーシックカラーもくすんだ暖かみのある色を選ぶのがポイントです。

 

 

●ウィンタータイプ
成熟した雰囲気で、ドラマチックな色が合うウィンタータイプ

若くても成熟した雰囲気があり、華やかさとミステリアスさを兼ね備えたタイプです。澄んだ瞳は白目と黒目のコントラストがはっきりしていて、存在感のある美しさを感じさせる人が多いのも特徴。ドラマティック、シャープ、モダンといったキーワードを意識した、甘くなりすぎないシャープで華やかなコーディネートがおすすめです。

白、黒、赤、はっきりとしたドラマティックな色がよく似合い、モノトーンが地味にならないでセンス良く決まるのはこのタイプです。ブルーベース(青みのある色)で、濃く鮮やかな、はっきりとした色を選びましょう。地味でぼけた色、黄みの強いイエローベースの色は、顔色がさえない印象になりがちなので避けた方がよいでしょう。


<暖色系>
情熱的な赤やブルーレッドなど、大人の赤が◎。青みの強いはっきりとしたマゼンタやフクシャなど、色鮮やかでセクシーなピンク、黄色は冷たさを感じるレモンイエローやアイシーイエローもおすすめです。

<寒色系>
熱帯のジャングルを思わせるような濃いブルーグリーン、ネイビーブルーやロイヤルブルーのような鮮やかでインパクトの強い青、高貴な印象のロイヤルパープルは、つややかで華やかな魅力を引き出してくれます。

<ベーシックカラー>
暖かみのあるオレンジ系やブラウン系、ナチュラルなベージュ系などを着こなすのはどちらかというと苦手なタイプです。ベーシックカラーは他の色みが混じっていないモノトーンがとてもよく似合います。

 

 

似合わない色を着こなすためのプラスαアドバイス

ファッションやメイクの基本色のうち、赤、青、黄、緑、紫、ピンク、白、グレー、ベージュ、ブラウン、ネイビーなどは、パーソナルカラーの基本4タイプに、それぞれ似合う色があります。

例外は、黒とオレンジです。黒が似合うのは、ウィンタータイプのみ。オレンジが似合うのは、スプリングタイプとオータムタイプで、サマータイプとウィンタータイプは、あまり似合いません。

でも実は、黒やオレンジ、自分以外の3タイプに似合うカラーが着たい!という時におすすめのテクニックがあります。苦手な色を身につけるのなら、えりぐりの大きくあいたデザインを選んだり、ボトムにもってきたりして、できるだけ顔から離して使うのが◎。苦手な色は分量を控えめにし、自分のタイプに合うファッションテイストにすることである程度デメリットが緩和されます。顔まわりやアクセントとなる小物などに似合う色を使って、全体のバランスを整えましょう。

<取材協力>松本英恵(まつもと はなえ)さん
カラーとイメージのエキスパートとして、執筆、講演、コンサルティングなど行っています。東商カラーコーディネーター検定1級、文部科学省認定色彩検定1級、一般社団法人照明学会照明コンサルタント、九州大学大学院芸術工学府修士課程修了。

 

http://hanae-labo.com/index.html

 

 


Text:Miki Umezu