Hair & Make ヘア・メイク

脱ファンデの厚塗り! 「コントロールカラー」を仕込んだ美肌メイク

2017.09.19

 

 

そもそもコントロールカラーって一体何!?

コンシーラーや化粧下地は使ったことがあっても、コントロールカラーはなんだか難しそうで使ったことがない、という方も多いのではないでしょうか。コントロールカラーにまつわるお悩みを集め、ヘア&メイクの新見千晶さんにQ&A形式で答えて頂きました!

Q:コンシーラーとコントロールカラー、その違いが分かりません!
A:コンシーラーは隠すもの、コントロールカラーは「色で補正して美しく見せるもの」


「コンシーラーは肌色系の色味で、ニキビ跡の赤みやシミなどピンポイントで気になるトラブルをカバーしてくれるもの。いっぽうコントロールカラーは、悩みによって色を使い分けることで、素肌の色調整をするものです。比較的広範囲のトラブルにも対応できるので、顔全体の印象が上がり、より美しく見せることができます」(新見さん)。


Q:最近は色付きの化粧下地も多いけれど、それではダメなんですか?
A:軽い肌悩みならそれでもOK。でも、より完璧にカバーしたい人にはコントロールカラーが◎


「化粧下地には淡いピンクなどのコントロールカラーが入っているものもありますが、基本的には肌の凹凸をなくし、くすみをとってくれるもの。軽度のくすみや赤みなら補正できますが、よりしっかりとカバーしたいなら、化粧下地(色なし)→コントロールカラーの併用がおすすめです」(新見さん)。


Q:たくさん色があって、選び方が分かりません!
A:私が普段よく使うのは、ピンク・グリーン・イエローの3色です


「他にも色はありますが、ピンク・グリーン・イエローの3色があればたいていのトラブルを補正することができると思います。肌悩みに合わせて、チョイスしてくださいね」(新見さん)。

<肌悩み別・コントロールカラーの選び方>
ピンクやラベンダー...血色の悪さや黄ぐすみを補正し、透明感のある肌へ
グリーン...赤ら顔や小鼻の赤み、ニキビ跡を補正し、クリアな肌へ
イエロー...シミやクマを目立たなくし、均一でナチュラルな肌へ

 

 

 



Q:たっぷり塗るほど隠せますか? 塗ってはいけない場所はありますか?
A:塗り過ぎは、不自然になるから絶対NG! 特にフェイスラインは塗らないように注意して


「コントロールカラーは粘度のあるタイプが多いので、大量に塗るとかえって肌トラブルが悪目立ちしてしまいます。広範囲に塗るピンクでも、少ないかなと思うパール粒1つ分位の量で充分です。特に、広範囲に塗るピンクで避けて頂きたいのが、フェイスラインまで伸ばしてしまうこと。顔全体がかなり白く見えてしまい、首との境目ができて顔が大きく見えてしまいます。また、厚塗り感も出て老けた印象になってしまうので注意してくださいね」(新見さん)。


Q:ファンデを厚塗りすれば、けっこう隠れるからそれでいい気もしちゃいます
A:ただ隠すのとは仕上がりが段違い。美肌に見せてくれるのがコントロールカラーです


ファンデーションベタ塗り(左)VS.コントロールカラー(ピンク・グリーン・イエロー)+薄付きファンデ(右)

「上の仕上がりを比べてみてください。左はトラブルが隠せていても、のっぺりと血色が悪い印象。右は、ピンク・グリーン・イエローの3色のコントロールカラーを塗ることで、トラブルが隠れるだけでなく、肌まで美しく見える仕上がりに。コントロールカラーで肌悩みが気にならなくなると、ファンデーションも薄塗りで良くなるので、化粧崩れもしにくくなりますよ」(新見さん)。

ピンク・グリーン・イエローの3色を使いこなすことで、こんなにもファンデーションの仕上がりに差が出るんですね! では早速、それぞれのカラーの代表的な塗り方をご紹介します。

 

 

【ピンク編】いつもの化粧下地にプラスして、透明感をアップ!

色なし化粧下地を使っている方に、ぜひプラスして頂きたいのがピンク。ピンクは、血色の良い透明感のある肌へ整えてくれます。目の下の▽ゾーンは、人の視線が集まる隠れた美スポット。この部分がキレイだと、肌全体もキレイに見えます。また、Tゾーンに入れることで、顔の中心が明るくなって顔が立体的に見えますよ。ほうれい線部分も明るくすると、若見え効果もアップ!

 

 

「塗り広げると効果が薄くなってしまうので、指でくるくると円を描くように塗ると、肌になじみながら、ナチュラルに仕上がります。ほうれい線の部分は、とんとんと優しくたたき込みながらなじませましょう」(新見さん)。

 

 

【グリーン編】気になる赤みに部分使い!

小鼻の脇の赤みや、色白で頬の赤みだけが強いという方におすすめなのがグリーン。全体的ではなく、赤みが気になるところに塗る部分使いがオススメです。

 

 

「小鼻は皮脂分泌が多く、メイクが崩れやすいパーツ。ファンデーションだけだと、厚塗りになりすぐに崩れてしまいますよね。グリーンを塗ってから、パウダーファンデーションを薄塗りすることで、メイクの持ちも良くなります」(新見さん)。

 

 

【イエロー編】顔に陰を落とすシミやクマを撃退!

肌の黄ぐすみや、クマ、薄く広がったシミ(肝斑)、そばかすが気になる方におすすめなのがイエローです。肌の色ムラをカバーして、健康的な肌に見せてくれます。

 

 

「細かいシミや肝斑はコンシーラーで隠すと、その部分だけ色が濃くなってしまったりすることも。気になる部分は、イエローを薄くのばして均一にカバーしてあげると目立ちにくくなります」(新見さん)。

 

 

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ピンク・グリーン・イエローのコントロールカラーを仕込んで、ファンデーションで仕上げると、こんなに美肌の印象に!

コンシーラーにプラスして、何色かコントロールカラーを持っておくと、変化する肌のコンディションに対応することができます。コントロールカラーを使いこなせるようになれば、あなたもメイク上級者! 明日からのメイクに、ぜひ取り入れてみてくださいね。

 

 

<取材協力>新見千晶さん(All About「メイク」ガイド)
美容誌・雑誌・広告などで、モデル・女優・タレントを担当するヘア&メイクアップアーティスト。撮影現場で培ったプロの美ワザを、わかりやすくシンプルに「新見流・美のルール」としてポイントをしぼって紹介するメイク法が好評。著書『ミーハー美容』(主婦の友社)『魔法の表情筋エステ&若見せメイク』(成美堂書店)など多数。

 

オフィシャルHP http://www.niimichiaki.com

 

 

Model:Ruiko Tamura
Hair&Make:Chiaki Niimi
Stylist:Chieko Fushimi
Photo:Kayo Takashima
Text:Miki Umezu