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仕上がりが見違える!ファンデーションの塗り方、基本の「き」を学び直し

2019.06.11

ファンデーションを塗る...。メイク歴が長い大人の女性には、毎日のルーティン。とはいえ、あまりに日常化しすぎてしまって、どこか手抜きに、雑に、自己流になっていませんか? 日進月歩で肌を美しく見せるファンデーションが進化する中、塗り方は自己流の日課のままでは非常に残念。美しく仕上がるよう「塗り方」を学び直して、うっとり見惚れる美肌に仕上げましょう。

 

 

塗り方の基本3ステップ、種類、選び方、をおさらい

"自分ジョーシキ"に固執せず、基本を忠実にしっかり守ることが美しい仕上がりへの近道。どこか、手抜きや簡略化してないか、今一度、塗り方・種類・特長を要チェック!

◆ファンデーションの塗り方、基本の3ステップ
1)スキンケア
2)化粧下地
3)ファンデーション

◆ファンデーションの種類と特長、選び方
リキッドファンデーションとパウダーファンデーション、どちらを使っていますか? 両者とも、それぞれの特長や仕上がりに違いがあるので、タイプを知って、自分に合ったファンデーションを選びましょう。

<リキッドタイプ>
・ツヤのある仕上がりでナチュラルなものからしっかりカバーできるものまで、製品により異なります。
・乾燥肌の方におすすめ。
・油水分ともにパウダーファンデーションより多く含有されている。
・テクスチャーは、さらっとしたタイプからしっとり重たいものまで、種類は様々。
・肌への密着度が高く、透明感が出やすい。カバー力を出したいところには、重ねづけしやすい。

<パウダータイプ>
・ふんわりとした仕上がりで、マットな仕上がりになりやすい。
・油分の含有量が少ないので、さっぱりとした仕上がり。
・汗や皮脂に崩れにくい製品が多い。

 

 

仕上がりを左右する、基本の塗り方3ステップ

ここからは、メイク前のスキンケア、化粧下地、ファンデ―ション、の基本の塗り方やコツ、なぜそのようにするのか、を確認しながら、1つずつ細かく、丁寧に、テクニックをおさらいしましょう。

■STEP1:メイク前のスキンケア
化粧崩れを防ぎ、ベースメイクのつきともちを良くするためには、事前のスキンケアで「肌の土台づくり」を丁寧に。スキンケアアイテムで肌にたっぷりのうるおいを与えて、肌をもっちり柔らかく整えておくと、後から塗る下地やファンデーションも均一に肌に広げられ、またベースメイクのもちも良くなります。

1)化粧水は「たっぷり」つける
肌の水分が不足していると、それを補おうと皮脂分泌が過剰になりやすく、化粧崩れの原因になります。そこで、化粧水の出番! コットンの裏までしみ込んで、透きとおってみえる位の量を出し、顔全体を優しくパッティングしましょう。皮膚の薄い目もとの上まぶたや下まぶたには、パッティングはせず、コットンを優しくすべらせましょう。さらに乾燥を感じる部位があれば、手の平に化粧水を出し、指ですくってその分に重ねづけするのがおすすめです。
※化粧水によっては、コットンではなく手を使う製品もあるので、メーカーの推奨の使い方に準じてご使用ください。


2)クリームor乳液は必ずつける
たっぷり化粧水でうるおした肌も、それだけではすぐに蒸発し乾いてしまいます。必ず、クリームか乳液でうるおいのフタをしましょう。たっぷりの化粧水とクリーム(乳液)で整えたのに、日中に肌のベタつきを感じたり、油浮きしてしまう場合は、その部位に化粧水を重ねづけしましょう。それでも状態に変化が見られないときは、クリーム(乳液)のつける量を減らしたり、テクスチャーの軽いものにするなどしましょう。ベタつくから全くつけない、のはさらにベタつきをアップさせてしまうのでNG。

3)肌になじむまで5分待つ
ご飯を炊いて火を止めた後、フタを取らずに"蒸らし"の時間が必要ですよね。それと同様、化粧水とクリーム(乳液)を塗った後、スキンケアが肌になじんだな、と感じるまで5分程度は待ちましょう。すぐにベースメイクをスタートするのは絶対に避けるべし。

■STEP2:化粧下地
ファンデーションの「つき」と「もち」を良くすることが、化粧下地の基本の目的。肌の凹凸を埋めて肌表面を均一にし、後に塗るファンデーションの密着度を高めます。また、そのほかにも肌色のムラを調節する、化粧崩れを防ぐために皮脂吸着機能がある、紫外線防止効果を持つ、などの効果があるものもあります。

◆下地の塗り方
・手の甲に適量(メーカーの推奨している基本量)を出す。

◆おき方

人差し指、中指、薬指の3本の指で、顔の5か所(右頬、あご、左頬、額、鼻)におきます。頬など広い面は、広げながら多め(5点)に、額は3点におきます。
1か所にまとめておいてからのばすと、厚みが出たり、ムラになったりするので気をつけましょう。

 

 

◆のばし方

中指を中心に3本の指で、左頬、右頬、額の順で、顔の中心から外側に向かいのばします。ムラなく均一にのばしましょう。

 

 

鼻筋、小鼻、口のまわり、目のまわりの順にのばします。このとき、薄く際まで丁寧にのばし、指先に残ったもので口や目元にのばします。のばし終わったら、ムラがないか、手のひら全体や指先で確認します。

 

 

■STEP3:ファンデーション
リキッドとパウダー、それぞれ塗り方を解説します。ここではリキッドファンデーションを取り上げます。詳しい解説はページの中盤にあります。

◆ファンデーションのとり方

手の甲に適量(メーカーの推奨している基本量)を出す。

 

 

◆のばし方

①手の甲(または手のひら)にリキッドファンデーションを出し、3本の指(人差し指、中指、薬指)で平らにのばします。このひと手間で膜の厚みが均一になりやすくなります。
②ファンデーションを3本の指(人差し指、中指、薬指)にとり、片方の頬に数か所おき、顔の中心から外側へのばします。反対側も同様に。
③手に残った少量をとり、額を仕上げます。
④鼻、口のまわり、目のまわりを、中指で丁寧にのばし、フェイスラインへぼかします。小鼻は特に崩れやすいので、上下に何度か指を往復させ、毛穴の凹凸に埋め込むようになじませましょう。

 

 

<キレイに仕上げるポイント5か条>
・ポイントは中央から外。生え際が一番薄く、自然になります。
・広い面はムラなく均一に、細かい部分は薄く際まで丁寧に、が基本。
・5点置きはしない。数か所におくことで、膜の厚みが一部分だけ厚くなったりムラになるのを防ぎます。
・口のまわりは薄めに。よく動く場所なので、ヨレにつながります。また、口もとにたくさんつけると、明るく目立ちすぎて違和感が出るので、要注意。
・生え際1cm程度中まで塗りこんでぼかすと、フェイスラインと生え際の境が目立たず自然な仕上がりに。
・耳の下からあご先は、首方向へぼかします。

 

 

 

リキッドファンデーション ~~スポンジで仕上げる場合~

◆ファンデーションのとり方
スポンジに適量(商品の推奨量)をとり、スポンジになじませます。

◆のばし方

両頬と額に広げながらおき、のばします。鼻、口のまわり、目のまわり、を丁寧にのばし、フェイスラインへぼかします。のばし方は、パウダーファンデーション(詳しくはこの下に)のスポンジの動かし方と同じ。カバーしたい部分は軽くおさえるように、重ねづけしましょう。

 

 

パウダーファンデーションの場合

◆スポンジの持ち方

スポンジの上に2本の指(人差し指・中指)をのせ、親指と薬指で軽くはさみます。
スポンジの厚さ分をあけると、塗布するときに均一な力が加わります。スポンジの端から7ミリくらいあけたところに指をおきます。

 

 

◆塗り方

【頬】
・頬骨の上を、顔の中心から外側に向かい、ゆっくりとスポンジをすべらせて塗布します。2~3回繰り返します。

※スポンジの広い面が肌に沿うように触れている状態で、なでるようにやさしく塗布します。カバー力を出したい場合は、もう一度ファンデーションをとり、一連の動作を繰り返しましょう。

 

 

【額】
・スポンジに少量のファンデーションをとります。眉間から生え際に向かいゆっくりと塗布し向きを少しずつずらしながら、眉上~こめかみまで塗布します。
これを左右それぞれ2~3回繰り返してください。

 

 

【細かい部分のつけ方】

◆スポンジの持ち方
スポンジの角に人差し指をのせ、親指と中指で軽く挟みます。

 

 

◆のばし方
スポンジの角をしっかり添わせるように丁寧につけます。また、小鼻や口もと、目もとなどの細かい部分は基本的にファンデーションをつけ足さず、足りないと思ったときに少し足すくらいの感覚で仕上げてください。

【鼻】
①眉間から鼻筋を通って鼻先まで。
②鼻の付け根から鼻の側面を通り、小鼻を囲んで鼻の下までつけます。スポンジの角をしっかり沿わせるように丁寧につけます。

 

 

【口のまわり】
鼻の下から口角をかこみ、唇の下までつけます。唇の輪郭から口角の際までつけましょう。

 

 

【目のまわり】
上まぶたは、目頭から目尻への際に沿ってつけます。力を抜いて、優しく仕上げましょう。

 

 

【フェイスライン】
①頬の中央から耳の前までの生え際は、スポンジをジグザグに動かします。
②耳の下~あご先は、耳方向へぼかします。

 

 

キレイ見えのためにしたいこと

ここまで、リキッドファンデーション、パウダーファンデーション、の塗り方を細かく説明しました。が、基本は、顔の中心から外側に、広い面は均一にムラなく丁寧に、細かい部分やよく動かす部分は薄く際まで丁寧に、が基本です。リキッドファンデーションは、最初は基本の量に忠実につけ、カバー力が足りないと感じたときは少量を手の甲に出し、同じ動作を繰り返します。パウダーファンデーションはスポンジに新たにつけ足したり、スポンジに残ったものを使ったり、しっかりと正しい使用量にすることで、カバー力や自然な仕上がり感がよりいっそう美しく仕上がります。自己流ベースメイク、この機会に見直して、正しい塗り方でうっとりツヤ美肌へ。

Illust:Azusa Otsuka
Text:Yuka Hanyuda


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