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健康促進や抗がん作用も!?藍のお茶で美容と健康

2016.06.30

藍職人は病気知らず

藍の葉
食用に育てられた藍、見た目はバジルに似ている

「藍」というと、真っ先に思い浮かべるのはデニムなどを染める「染料」としての藍ではないでしょうか? その藍を、食べたり、お茶にして飲んだりできるということをご存知の方はまだまだ少ないと思います。

藍の産地である徳島県では、昔から「藍職人は病気知らず」という言葉があるほどで、藍染めに携わる職人さん達を中心に、漢方薬のように藍を暮らしに取り入れてきた背景がありました。しかし、染料としての藍の知名度が上がるにつれ、身体に良いハーブとしての藍の存在は目立たなくなり、その効能が広まることはほとんどなかったようです。

藍の産地・徳島で生まれた藍のお茶「インディゴハーブティー」

インディゴハーブティー
4種で1枚の絵になるパッケージ、縁起物が多くギフトやお土産にも

ここ数年、アサイーやチアシードなどスーパーフードブームに沸く日本。「地元にもこんなにパワフルな植物があるのに!」と食で藍を取り入れる提案に力を入れているのが、徳島県の株式会社ボン・アームさん。調剤薬局の運営が主事業で、社長も薬剤師。もともと中国で藍の種が薬として用いられていたことを知り、藍の効能について調べ始めたことがきっかけだったそう。

調べると、地元徳島では、藍職人は「すくも(藍の葉から作られた染料)」のコンディションを舐めてチェックしており、そのため「(藍を食せば)病気知らず」と言われるようになったこと、藍商人が解毒剤として飲む、お守り代わりの薬草として行商時に携帯するなど、生薬として藍が活躍してきた歴史が分かってきました。

一方、藍を食べることによる美容・健康面での効果、効能についての研究も活発に。四国大学の近藤真紀教授によって、コレステロール値の改善や内臓脂肪を減らす効果が証明され、染料としてだけではない藍の魅力に注目が集まるようになりました。そんな中ボン・アームさんによって開発されたのが、手軽に藍を取り入れることの出来るお茶「インディゴハーブティー」です。

インディゴハーブティー
飲みやすくギフトとしても贈りやすい「リラックス」

「インディゴハーブティー」に使われている藍は、地元徳島でも初の試みとなる、ビニールハウス内での水耕栽培によるもの。化学肥料や除草剤をほとんど使わない水耕栽培では、葉も茎もやわらかく、藍特有のえぐみを抑えた食用向きの藍が育ちます。その葉と茎を使い、各種ハーブ類とブレンドして、飲みやすく、美容と健康に嬉しい4種類のお茶が完成しました。

「藍に含まれるポリフェノールはケールの約4倍。抗酸化力に優れ、アンチエイジングにはぴったりのお茶です」と語るのは、インディゴハーブティーの開発に携わり、藍美容研究家としても活躍する近藤ルミさん。「アクティビティ」「ビューティ」「リラックス」「リバース」の4種類の中で、レモングラスやペパーミントなどとブレンドした「リラックス」は飲みやすく、一番人気だそう。

近藤さんのおすすめは、デトックス作用が期待できる「リバース」。「リバースは利尿作用も強いようで、来客時にこのお茶を出すと、『トイレが近くなるから最初の一杯だけにして』とスタッフが言うほどなんです(笑)」(近藤さん)。

インディゴハーブティー
近藤さんおすすめのフレーバー「リバース」

藍のほか、ルイボスと並んで南アフリカでは2大ハーブと言われるハニーブッシュ、ビタミン豊富なハイビスカスがブレンドされており、「リバース」は4つの中でも特に年齢による症状が気になる方が注目するフレーバーといえるかもしれません。

ちなみに「アクティビティ」はルイボスやローズレッド、「ビューティ」はローズヒップやカモミールとのブレンドティー。いずれも抽出性の高い不織布ティーバッグ入りで、1箱5包入り。富士山をバックに慶事・吉祥のシンボルである松、竹、梅や鶴亀など日本を象徴するデザインが施され、4つのパッケージを合わせると1枚の絵に。スライド式の箱からお茶を取り出すと、底面には藍にまつわる小話が添えられています。

「藍をお茶で飲む」という意外性、しかも豊富なポリフェノール含有量が示すように、美容系ハーブティーとしては実力派であることなど話題性も高く、徳島土産としてはもちろん、美容感度の高い友人へのプチギフトとしてもおすすめです。



インディゴハーブティー各734円は、こちら
Text:Shuko Yaginuma
Photo:Nina Nakajima