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一口で実感できる、日本茶の深い旨み!本格的な日本茶を手軽に楽しめるカフェ

2017.07.07

ここ数年、日本茶カフェが増えていますが、敷居の高い感じが否めないし、ペットボトルのお茶ばかりでも味気がありません。そこで、毎日通いたい手軽さと本格的なお茶をいいとこどりした日本茶カフェが渋谷にオープン。早速いただいてきました。

 

 

渋谷駅から六本木方面に歩いて数分、ビジネス街に発見!

男女問わず、通勤前に寄ってテイクアウトする人や、夕方ふらっとおにぎりとお茶をイートインする人も。一度味わうと、リピートしたくなる美味しさ。オフィスビル街の中で、ほっこりと落ち着く店内。

日本茶カフェというと、コーヒーに比べると値段も高く、和菓子と一緒に供され、非日常的な空気と静かな時間が流れる、そんな特別な場所を思い浮かべる人も少なくないはずです。4月下旬にオープンした日本茶カフェ「CHAKAS(チャカス)」は、渋谷駅から六本木通りを歩き、渋谷二丁目交差点を右折した、有名ラーメン屋さんやオフィスビルの並びにありました。

 

 

オーナーの染谷さん。八女茶の美味しさに魅了されて、CHAKASをオープン。HOTの煎茶は、注文が入ってから一杯ずつ急須で淹れてくれます。一番のおすすめメニュー。

「CHAKAS(チャカス)」という店名は、「茶を沸かす・茶化す」に由来していて、日本茶を提供することで、驚きや笑いで日本茶業界やお客さんを盛り上げたいという意味が込められているのだそう。かわいらしく親しみやすいインテリアや店の場所からも、なるほど、茶化されたようなわくわくした気分になりました。

 

 

リラックスしてやる気アップ!日本茶の効果とは

朝、通勤途中に買ったり、仕事や家事の合間のちょっと一息したり、そんな時に飲むものとして、やはり根強いのがコーヒーです。一杯一杯丁寧に淹れたコーヒーこそ、最近また注目されて楽しまれている一方、私たちの生活になじみ深い日本茶は、どんどん手軽なペットボトルに変わってきています。オーナーの染谷崇裕さんも、もともとはコーヒー党。多忙な毎日を過ごしながら、仕事の合間にはコーヒーを飲んで、眠気を覚ましたり集中力を切らさないようにしていたそう。そんな時に出会った、日本有数の名産地・福岡県八女産の丁寧に淹れたお茶の感動的な味わい。毎日飲む日本茶が本格的で美味しく、しかも気軽に楽しめるように、この日本茶カフェ「CHAKAS」をオープンしました。

「仕事で張り詰めた緊張がほぐれ、すーっと安らぐとともに、シャキッと目が覚め集中力があがるような効果が、緑茶に含まれるカフェインとテアニンにはあるんです。仕事の前にも、仕事の合間にも、オンとオフの気分の切り替えを日本茶が誘ってくれます」と染谷さん。

こだわりは、希少な日本茶鑑定士の選んだ茶葉

このCHAKASのお茶、日本にたった39人しかいないという、日本茶鑑定士の木屋康彦さんが茶葉の選定や淹れ方などアドバイザーを担当。スタッフには、日本茶インストラクターや都内の有名日本茶カフェで4年間勤めた方など、お茶を美味しく淹れる技を知り尽くしたメンバーが揃っています。

そんなお店のこだわりメニュー、取材時にいただいたのは、毎日水出ししているICEの煎茶、ICEほうじ茶、ICE抹茶ラテの3種。一口含んだ瞬間、茶葉の自然な甘さが濃く口の中いっぱいに広がって、ゴクリと飲むと、鼻と喉に爽やかな後味が抜けました。人生で初めて経験したと言ってもいいほど、一口一口が満足する深い味わいなので、ごくごく飲み干すお茶とは、一線を画しています。

左から、ほうじ茶290円、抹茶ラテ430円、煎茶290円(すべて税込)。いずれもICE。これから夏にかけて、ひんやり涼みたいときにおすすめ。土瓶が沸いてるロゴマーク入りのカップを持っていたら、「それどこの?」と聞かれそう。

ほうじ茶も香ばしく、後味爽やか。食後にもぴったりですが、仕事中の休憩にもおすすめです。中でも、なぜ今まで無糖がなかったのだろう、というほど驚いた、すっきりした中にも甘さのある八女抹茶と牛乳の甘みがマッチした、抹茶ラテ。甘い抹茶ラテを敬遠していた人に、ぜひ飲んでみてほしいです。

 

 

五つ星マイスター直伝のおにぎりは常時10種類以上

また、カフェといえばスイーツがつきものですが、CHAKASではお茶と一緒にいただくのは、おにぎり。バターやクリーム、砂糖など、脂質や糖質ともに気になるスイーツとは違って、しっかりお腹にたまってエネルギーになりやすく、満足度も抜群。山形産ひとめぼれ米を使い、五つ星お米マイスターから炊き方や握り方も伝授してもらった、こだわりの品は常時10種類以上。毎日手作りで、お母さんが握ってくれたようなやさしいおにぎりです。

左から、定番人気の明太子150円、山ゴボウ170円、しらすおかか160円(すべて税込)。口の中でほろりとほどける握り具合と丁度いいサイズ感で、心もお腹も大満足。毎日食べても飽きないほど、種類も豊富。

人気は山ゴボウやしらすおかか、広島菜の漬物などで、お茶メニューにも合うよう考えられています。お昼に家に帰ると食卓にあった、ほろっと口の中で優しくほどける実家のおにぎりのような、優しく癒やされる味です。

昨今、グルテンフリー志向で、パンや麺、小麦粉を使った食品を制限するブームもあり、カフェでおにぎりでお腹を満たせるのは、美容事情に敏感な女性にとってもうれしい限り。朝や昼は、時間限定のお茶とおにぎりのセットメニューもあり。15時~16時頃には、おやつタイムにヘルシーなおにぎりを選ぶビジネスマン、ビジネスウーマンたちが来店するそうです。

 

 

お茶を淹れる時間や所作で美とリラックスにつながる


最近、急須でお茶を淹れる家庭も少なくなっているようです。一杯ずつ急須で淹れたお茶の美味しさを「CHAKAS」で再発見し、大切にしたいですね。新しい日本茶の価値観に遭遇できるので、ぜひ一度立ち寄ってみては。家でも急須でお茶を淹れるきっかけになったり、所作やその時間さえも愛おしく、丁寧な暮らしにつながっていくと楽しいですね。


<取材協力> Japanese tea & Onigiri CHAKAS
(チャカス)


東京都渋谷区東1-3-1 カミニートビル1F
TEL:03-6427-3059
(【平日】8:00~20:00、【土日祝】9:00~18:00)

http://chakas.tokyo/

 

 

 

Photo&Text:Yuka Hanyuda