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年代別に目指したい!「大人の女性」に近づく美容ヒント

2018.01.16

憧れや理想として語られることが多い「大人の女性」。そこに近づけるためにやるべきことを年代別に美容エディター&ライターの藤井優美が読み解きました。

 

 

意識調査から見えてきた「大人の女性」の姿

最近よく耳にする「大人の女性」。かく言う私も、20代の人に向けて発信するWEBの記事でも、はたまた50代がターゲットとなる雑誌でも、エイジングケアコスメやベースメイク、さらにはメイクアイテムの紹介で「大人の女性」というワードを使ったりします。

でも、「大人の女性」って? 一般的には成人を迎えた20歳からは大人の仲間入り。ですから20歳以上の方々に向けてあえて「大人」というキーワードを使うのは、日本語的には「あれっ?」となるわけです。

そこで米肌会員への調査(有効回答数2686人)で「大人の女性に欠かせない要素」を聞いてみたところ、「気遣いができる」「イライラせず、心に余裕がある」「常識がある」などが年代を問わず上位になりました。なるほど、納得する回答ですよね。

つまり、「大人の女性」とは、自分が理想とする姿、目指す方向だということが意識調査からも読み解けました。では、詳しく年代別に目指したい大人の女性像を探っていきたいと思います。

見た目の美しさが自分の理想に直結する「20代」

グラフ:大人の女性になるために20代が心掛けていること

30歳以上を大人の女性だと感じる20代にとって、オフィスの先輩をはじめ、身近な30代女性の立ち振る舞いが自分たちのロールモデルに。

そんな大人の女性を目指す20代が心掛けているのは、「丁寧にスキンケアをする」が約半数を占め、次いで「太りすぎないように気をつける」「年相応の服装をする」でした。

美しい肌がもたらすイメージは、生活が折り目正しく、すべてにおいて余裕を感じさせます。それだけに、社会に出ていっぱいいっぱいになりがちな20代は、美肌=余裕のある生活の象徴に。また、自分らしく生きたい20代にとって、スキンケアタイムは自分を理想に近づける格好のチャンス。きちんと汚れを落とし、うるおいで満たして保護をするという当たり前のスキンケアですが、ひとつずつ丁寧に行うことで確実に美しい肌へとつながり、大人の余裕をかもし出すことができるはずです。

 

 

ストレスフルな「30代」はスキンケアを癒しタイムに

グラフ:大人の女性になるために30代が心掛けていること

大人の要素として、また、なりたい要素を聞いたところ「イライラせず、心に余裕がある」を選んだ人が他の年代に比べて圧倒的に多かった30代は、さまざまな役割が増え始めるときだけに、いちばんストレスフルとも言える世代。

大人の女性としての自覚はあるものの、イライラや心の余裕のなさが肌や表情に現れるのを心配しがち。それだけに、「丁寧にスキンケアをする」「今の自分に合ったメイクをする」を心掛けている人が多数。

そろそろ肌にエイジングサインが出始めるときでもあるから、スキンケアを日々の癒しタイムにチェンジしてみましょう。ルーティンで何となく手を動かすのではなく、「今日もがんばった!」「今日の肌はどうかな?」など、肌を観察しながらお手入れすることでスキンケアがより丁寧になり、肌がそれに応えてくれることで心の余裕も生まれてきます。

 

 

「40代」はオバサンとの境界線!?若さのカギは「きちんと感」

グラフ:大人の女性になるために40代が心掛けていること

40代は自他ともに「大人の女性」と認められる世代ではありますが、同時に「オバサン」注意報も発令されるとき。オバサンは「大人の女性」とは対極。だからこそ、絶対避けなければなりません。

とはいえ、肌はもちろん、髪やボディにもエイジングサインが現れはじめるこの世代は、ちょっと手抜きをしただけで見た目の印象年齢がぐんと上がってしまいます。でも逆をいえば、きちんと手をかければ若々しく、美しい「大人の女性」になれます。

そのカギとなるのが、皆さんも意識している「きちんと感」。肌やボディがゆるむのは仕方がないことだけれど、しっかりとスキンケアをし、肌にハリやツヤを出すスキンケアを取り入れたり、姿勢を正して歩いたり、自分に合った服装をすることで、すっきり若々しく魅せることはできます。ちょっとした気のゆるみがオバサンにつながると心得、気を引き締めていきましょう。

 

 

自分を慈しむために「50代」はセルフエステを取り入れてみて

グラフ:大人の女性になるために50代が心掛けていること

まだまだ忙しくはあるものの、自分のライフスタイルや好きなもの、やりたいことも確立し、精神的にも余裕が生まれる50代は、自分のために時間を使える人が増える傾向に。とはいえ、家族の変化や激動のホルモン変動期となるこの時期は、身体もメンタルもさまざまな不調に悩まされる人が増えます。

こうなると必要になるのがリフレッシュタイム。アンケートでも、どの年代よりも高く「大人の女性」になるために心掛けていることとして「リフレッシュタイムを大切にする」という項目が挙げられました。そんなリフレッシュ法のひとつとしておすすめなのがセルフエステ。肌のターンオーバーが遅くなり、肌がゴワつき、保湿効果を実感しにくくなる世代なので、お風呂タイムにボディスクラブをしたり、マッサージを取り入れてみてください。手で肌に触れることは最高の癒しとなりますよ。

 

 

もっと前向きな「60代」を楽しむためにスキンケアをアップデート

グラフ:大人の女性になるために60代が心掛けていること

いろいろなしがらみから解き放たれる60代は、もう一度自分の人生を楽しむとき。それだけに対外的な自分の印象を大切にし、「今の自分に合ったメイクをする」「太りすぎないように気をつける」「笑顔を心掛ける」などを意識している人が多く見受けられました。

さらに、なりたい要素を聞いたところ、これまで以上に「気遣いができる」を挙げた人が半数以上! 皆さんとてもポジティブですね。ところが、メイクへの関心が高まっているにもかかわらず、スキンケアの意識は20代の約半分。「年齢をメイクで隠そう」「もう何をやっても変わらない」なんて諦めてはいませんか? いくつになっても肌を若々しく整えることはできますから、スキンケア法をもう一度見直してみましょう。ホルモンに大きく左右されなくなったからこそ、安定したスキンケアができます。化粧品カウンターで肌診断をしてもらうなど、スキンケア法をアップデートすることで、きっと今までと違う美しさに出会えるはずですよ。

 

 

年代を問わず、「大人の女性」は肌の美しさにかかっていた!

意識調査を見るに、年代を追うごとに「丁寧にスキンケアをする」「年相応の服装をする」という意識が低下をしていくようでした。「見た目重視から内面重視になるから」とも言えますが、丁寧なスキンケアによる肌は、年代を問わず、清潔感や若々しさを雄弁にアピールしてくれます。いくつになってもやればやるだけ応えてくれる肌。肌が若々しくなると服装にも興味が出て、人とコミュニケーションを取りたくなり......、と美しさの良循環が生まれます。「年だから」「もういいや」と諦めたら本当にもったいない! 一朝一夕にはいかない「大人の女性」化ですが、まずはスキンケアを丁寧にやってみるのもひとつの手と言えそうですよ。

<執筆>藤井優美

美容業界歴25年。美容専門編集プロダクション「dis-moi」主宰。美容専門誌、女性誌の美容記事の企画・制作・執筆をはじめ、コメンテーターやアドバイザー、セミナー講師として活動。元エステティシャンという経歴を生かし、コスメ開発やエステアドバイスも行う。
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