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人間関係で疲れていない?心がうるおう、大事な人との向き合い方

2018.01.26

自分らしくいられる素敵な人間関係の作り方や、嫌な思いをしないための気持ちのコントロール方法、パートナーとの仲が深まる秘訣など、本当に大切な人間関係の育み方をAll About 恋愛ガイドの今井翔がお伝えします。

 

 

会社の同僚や先輩、恋人や家族など......「人間関係」で疲れていませんか?

あなたは今、会社の同僚・先輩や恋人or夫との「人間関係」で、大きなストレスを感じていませんか? 人間関係は私たちの生活を営むうえで、外すことのできない大切なテーマです。あなたにとって大事な人との関係であれば、なおさらそうではないでしょうか。

面白いことに、人間関係はあなたにとって「ポジティブ」な感情をもたらすこともあれば、大きなストレスとなる「ネガティブ」となる感情をもたらすこともあります。今日はそんな人間関係について、特にあなたの大事な人との向き合い方をお伝えいたします。
このコラムを読むことで、あなたはこれまでの人間関係のストレスから、きっと解放されることでしょう。

言いたいことがうまく伝わらなかったり、逆に相手から言われたことに対して、ひどく傷ついてしまったり......。仕事でもプライベートでも、人間関係というのはとても難しいものに感じますよね。

相手がさして親しくない人であれば、あまり問題はありません。その人ともう会わなければ、ストレスを感じることはないからです。しかし、会社の同僚や先輩・後輩などは違います。毎日の勤務時間は絶対に顔を合わせなければなりませんし、仕事をスムーズに進めるためには、濃いコミュニケーションが必要となります。避けることは簡単にはできないような関係と言えます。

恋人や家族、夫についてもそうです。ストレスよりも「癒し」となる存在と思っていたのに、あなたが期待していたような言葉をかけてくれない場合もあるでしょう。「ありがとう」「ごめんね」というような言葉を、言って欲しいタイミングで言ってくれないかもしれません。「人間だから仕方ない」と言えばそうなのですが、それでもあなたとしては不満がつのると思います。

このように私たちは、人間関係を円滑にするためにエネルギーを多く費やしながらも、同時に大きなストレスを感じています。世の中のほとんどの人は、学生時代に人間関係を上手にこなす方法を習うことも、おそらくなかったはずです。なぜなら、人間関係という科目は必須科目ではなかったからです。


 

 

人間関係のプールに、あなたは溺れている!?

そもそもどうして、私たちは仕事やプライベートにおいて、大切な人とのコミュニケーションでストレスを感じてしまうのでしょうか? コミュニケーションというのは大人になるプロセスで自然と学び、一見簡単にできてしまいそうに思えます。

しかし最初にお伝えしたように、私たちはコミュニケーションの方法について、実際のところはそこまで深く学んだことはありません。学生時代に習った教科のなかに、「大切な人とのコミュニケーション」という枠があったでしょうか? また、それらを学ぶための時間やお金を投資したことが、どれくらいあったでしょうか? 人生でもっとも大切なことのはずなのに、あらためて考えると、時間とお金もそこまで費やしていなかったことに気づくと思います。

これではまるで、泳ぎ方を学ばないまま水泳の大会に出場しているようなものです。もしも上手に泳ごうとするならば、まずは泳ぎ方をプールで習うべきなのです。日々の生活における、大切な人とのコミュニケーションでストレスを感じているならば、それはうまくあなたが泳げていないということです。

人間関係というプールの水に溺れないために、私たちは心がうるおうようなコミュニケーションを、大人になった今こそ学ぶ必要があると言えるでしょう。


 

 

注意!ストレス&八つ当たりの原因は「他人のせい」ではありません

それでは、今日のもっとも大切なことをお伝えいたします。このことを覚えておけば、あなたが必要以上にストレスを感じることは、今後少なくなるはずです。

今日あなたにお伝えしたい、もっとも大切なこととは......

そもそもあなたがストレスを感じたり、大切な人に対してうまくコミュニケーションが取れず、つい八つ当たりをしてしまう......その原因は、会社の同僚や大切な人などの「他人」ではなく「あなた」にあるということです。

なぜなら、あなたが「他人」という人間関係で見たり感じたりしているものは、すべて「あなた自身」の鏡でしかないからです。


他人は、あなたの心を写し出す「鏡」!

重要なところなので、少し細かく説明をします。

あなたが他人から感じ取れるものは、すべてあなたの心にあります。例えば、会社で新人の後輩に対して「この人はなんて事務作業が遅いんだろう」と強くイラだってしまったとしましょう。それは、あなたが「事務作業は速くやらなければならない」と思っているからです。

そしてあなたが同僚のAさんに、給湯室でグチをこぼしたとしましょう。「あの新人、事務作業がすごく遅いの! きっと仕事ができないんだわ」と言います。それを聞いた同僚は「確かに遅いわよね。でも新人だから、まだ仕方なくない? きっとまだ緊張してるのよ。それに、時間がかかるタイプなのかも」と言いました。

あなたは同僚の反応を聞いて「そりゃそうだけど、仕方ないなんてことはないわ」と考えます。しかし、ひとつの物事に対して感じ方というのは、人によってまったく異なるのです。あなたは新人の事務作業が遅いと感じたかもしれませんが、それはあくまでもあなたの基準。そして、あなたの「期待」でしかないのです。

そしてこの「他人」に対する「期待」というのは、「あなた自身」に対する「期待」でもあります。


 

 

「期待」を手放し、ありのままのあなたを受け入れて

ちょっとだけ、想像してみてください。

もしもあなたの仕事のスピードが、なんらかの原因で遅くなってしまったら、どうでしょうか?

期待していた結果を出せなかった自分自身を、あなたはおそらく強く責めるでしょう。後輩を責めていたり、ときにはキツくあたっていたとしたら、その自分を責める気持ちはもっと強くなります。

期待というのは、私たち人間がその関係においてつい思ってしまうものです。しかしそれは相手ではなく、実はあくまでもあなた自身に対する期待なのです。うまく仕事ができなかったり、プライベートで恋人や夫に言いたいことを上手に言えなかったとしてイラだったとしても、それはあなたが自身の期待を自分で裏切ってしまったからです。決してそれは、他人のせいではありません。

期待による過ぎたストレスは、心や美容にとって決してプラスになりません。それであれば、そうした不要な期待を手放すことで、ストレスから解放されるでしょう。

そのままの「あなた自身」を、受け入れて愛してください。他人ではなく、あなた自身をまずは愛するのです。


「あなた自身」を愛することで、「大切な人」を愛することができます

あなたが会社の同僚や先輩・後輩、恋人or夫などとのコミュニケーション......つまりは人間関係において、ストレスを軽くしてポジティブな温かい感情を感じたいのであれば、ぜひそのままのあなた自身を愛しましょう。

人には体調が万全でなかったり、意図したことが汲み取れなかったり、決して完璧とは言えない状態や欠けている部分が必ずあります。それは会社の人だけでなく、あなたの大切な恋人or夫についても同じことが言えます。そして、「あなた自身」にもそれは言えるのです。

良い部分も悪い部分も含めて、大切なあなたです。
先ほどの例で挙げた新人の後輩も、事務作業は苦手でも営業なら得意なのかもしれません。もしくは、今後ものすごく事務作業が得意になる可能性だって、あるのです。ひとつの側面だけを見て判断をすることは避けましょう。入社してしばらく経つあなたにも、苦手な仕事はあるはずですから。

良い部分と悪い部分を含めて受け止め、あなた自身を愛する。そうすれば、あなたの人間関係はストレスが少なくなり、もっと心がうるおうような日々を送れるようになるはずです。あなたにとって、もっと大切な人というのは、「あなた自身」なのですから。


<執筆>今井 翔(All About 恋愛ガイド)

恋愛・婚活の相談サイト「LOVE IS ALL」主宰。執筆家、講演家。 恋愛・パートナーシップに関する人間関係の専門家。大学では心理学を専攻。大学卒業後も継続して心理学やコーチングを学び、婚活サービスに関する企業に勤務。相談件数は前職を含め男性だけでも300件超え。本質を大切にした、独自のアドバイスに定評がある。『「モテる男」と「嫌われる男」の習慣』(明日香出版)が好評発売中。

 

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