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元CAが証言!ファーストクラスで見かけた「やまとなでしこ」

2018.09.04

やまとなでしこと称される女性は、具体的に何が素晴らしいのでしょうか。おしとやかな笑顔? 洗練されたファッション? 今すぐ実践できる、やまとなでしこに近づくヒントを元CAの筆者がお伝えします。

 

 

ファーストクラスは世界中のセレブが集う特殊な空間

世界中のセレブが集まるファーストクラスとはどのような空間なのでしょうか。ヨーロッパや北米の場合、ファーストクラスの正規料金は片道100万円以上とかなりの高額。お食事は有名な高級レストランのシェフ監修のものや、高級食材を使用したメニューが揃います。また、座席も広くフルフラットになるのはもちろんのこと、お休みの際には高級マットレスを敷き、ベッドセッティングをするサービスも。

航空会社にもよりますが、座席数は数席程度ととても少なく設定されています。エコノミークラスはCA1人あたり約50名のお客様を担当しますが、ファーストクラスの場合CA1人あたりが担当するお客様の人数は約3名。その分1人1人のお客様にじっくりサービスすることができるのです。

そのため、普段なかなか接点のないようなセレブの方々の振る舞いや会話から、学ぶことがとても多い時間でもありました。今回はその中でも特に、きらりと光っていた日本女性「やまとなでしこ」の言動や仕草の特徴をご紹介したいと思います。

やまとなでしこの魅力1:食べ方が美しい

やまとなでしこは食事をしている姿がとても美しいのが特徴。ガツガツと食べるのではなく、映画やドラマのワンシーンのように、美しく食材が口に運ばれていきます。

食べ方が美しいというとナイフやフォーク、お箸などの使い方を想像されるかもしれませんが、それももちろんのこと、食事中の姿勢が美しいことも大きな要因。背中が丸まり前のめりで食べているとガツガツ食べているように見えてしまい、上品には見えません。

さらに、片付けをする私達CAのことも配慮してくださっているのか、食べ終わったトレイもとても整然としています。あらかじめ「ご飯は少なめでお願いします」「あまりお腹が空いていないので、このメニューはキャンセルでお願いします」など伝えてくださる方も少なくありませんでした。残すことがないようにという気遣いが感じられます。

食事のマナーは1日で身につけるのは難しいものなので、日頃からの心がけが大切です。毎食がトレーニングだと思い、美しく食べることを意識してみると、体型管理にも繋がりそうですね。

 

 

やまとなでしこの魅力2:見られていない場所でも気遣いができる

機内の化粧室のシンクに、次の人が快適に使えるように「使用後はペーパータオルで軽く拭き取ってください」というようなお願いが貼ってあるのをご覧になったことはありますか?

CAはこまめにお化粧室のチェックをし、シンクを拭いているのですが、やまとなでしこが使用した後は、使用後にシンクの水滴がきれいに拭き取られているケースが多いのです。ふわっと優しい香りが漂っていることもあり、女性としての配慮を感じました。

一流の人は公共の場もきれいに丁寧に使用するのが特徴。誰にも見られていない化粧室などではつい気を抜いてしまいがちですが、もしかしたら上司や知り合いの方が自分の後のお化粧室に入ることがあるかもしれません。いつ、どこで、誰に見られても恥ずかしくない振る舞いを見につけたいですね。

やまとなでしこの魅力3:相手が気持ち良くなる言葉遣いをする

機内では、毛布や新聞、ドリンクなど様々なものを頼まれることが多いですが、その際に「お手すきの時でも結構ですので、~をお願いできますか?」など丁寧にお願いしてくださるのがファーストクラスに乗るやまとなでしこの特徴。サービスする側も人間ですので、そのように頼まれるととても気持ちが良く、もっといいサービスをして差し上げたい!というモチベーションが湧いてくるものです。

もちろんエコノミークラスでも丁寧に話しかけてくださる方はいらっしゃるのですが、ファーストクラスになるとその率はぐんと上がります。

同じことを伝えるにしても、選ぶ言葉や伝え方によって相手が受ける印象は全然違います。せっかくなら相手が気持ちよくなるような言葉を選び伝えたいものです。これは仕事の場面でも、家庭内での会話でも同じことです。今日から伝え方にフォーカスしてみると、人間関係が円滑に進み出すはずです。

 

 

やまとなでしこの魅力4:自分に必要なものを見極める

機内に乗ってまずすることと言えば、身の回りを整える、いわば「巣作り」ではないでしょうか。女性は特に化粧品やリラックスグッズなど持ち物が増えがちですが、やまとなでしこの座席周りはすっきりとしているのが特徴。

中にはポーチ1つしかシートポケットに入れていない方もいらっしゃいました。後に必要なものはお化粧室に立つタイミングなどで上の棚から取り出されていたので、いつ何が必要になるかを把握されていたのだと思います。

そのような方は、きっと日常生活でもあれもこれもと欲張らず、必要なものだけに囲まれてシンプルに生活されているのだろうなと想像してしまいます。

洋服にしても持ち物にしても、あれもこれも必要かもと持ち物が増えてしまうと、必要なときに必要なものが見つからないなどして逆効果なこともあります。先述したお食事オーダーの際にあらかじめ必要ないものは断るという例にもあるように、日常的に自分に必要なものを見極めるのも大切なことです。

やまとなでしこは特に目立ったことをすることはないのですが、こちらを気持ちよくさせてくれるのが特徴。

自分も周りも心地よいやまとなでしこの振る舞い身につけたいですね。

<執筆>清水裕美子
(All About「スキンケア・コスメ」ガイド)

日本初のキャビアアテンダントがおすすめする総合情報サイト「CAメディア」を運営。
著書『キャビンアテンダント5000人の24時間美しさが持続するきれいの手抜き』(青春出版社)が好評発売中。

 

 

 


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