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振り回されず上手に活用!大人の女性の「占い」

2018.10.09

占いで悪い結果が出た時に、あなたはどうしますか? スピリチュアルな世界の情報は、うまく使えば人生をより充実させてくれます。今回は、そんな占いとの上手な付き合い方をご紹介します。

 

 

占いはあなたの人間としてのタイプや未来を決定するものではない

こんにちは、All About「恋愛」ガイドの今井翔です。女性は占いがとても好きですよね。女性は、男性よりも直感的な部分で優れているため、人生を導いてくれる「占い」というものに共鳴し、惹かれやすいように思います。

以前、私が相談を受けた方にこんな方がいました。自分に向いている職業が何なのか分からず困っている、30代の女性です。その方は「数秘術」という占いにハマッていました。

「数秘術」というのは、自分の生まれた生年月日を足していき、出てきた数字によってその人の才能や人生に訪れる苦難などを教えてくれるものです。占いの方法として歴史があり、基本的に紙とペンがあればよいため、誰でも手軽に試せます。

しかし、相談者の方はいまいちその結果が活かせず、困っているようでした。というのも、その方が希望している職種は「マーケター」でしたが、占いで出た適職は「カウンセラー」「教師」「宗教家」だったからです。

「カウンセラーや教師が向いていると出ている以上、マーケターはやってはいけないでしょうか?」と相談者の方は転職を長い間迷っていました。

実際には、マーケティングに関係する職業に就いてもまったく問題はないはずです。占いの結果を参考にするのであれば、「クライアントや部署で困っている人の、気持ちに寄り添って働くマーケター」であれば良いだけです。

このように、占いで出た結果の表面的な部分だけを参考にしてしまうと、自分の素直な気持ちと違う結果が出た場合、逆に決断を鈍らせてしまうことがあります。人生の指針となるはずの占いが、悩みを増やしてしまう原因となってしまうケースもあるのです。

ではそもそも、占いとは何なのでしょう。何を元に結果を導き出しているのでしょうか。

占いは、昔の人が統計学的なデータを元に、さまざまな人間のもつ傾向をタイプ分けしたものです。しかし、統計学的なデータを参考にしているとはいえ、その元データはありません。少なくとも、私はさまざまな占いの書籍を読んできたなかでエビデンスとなる元データを見たことはありません。

もちろん、元データが無いからといって占いを信用できないというわけではありません。
私がお伝えしたいのは、占いは、あくまで判断材料のひとつとして、「そういう考え方もあるのか」と参考程度にするのが良いということです。それによって、人生が好転するように行動していくことが占いのベストな使い方かもしれません。私たちは、未来を今とはまったく違うものにする選択ができるのです。占いは、その一助となるでしょう。

 

 

占いに頼っていいとき、悪いとき

人生の岐路に立たされたときや、トラブルを抱えたときなどに、最善の道を知りたいと思うのは自然なことです。占いに頼る方も多いでしょう。

でも、「真っ先に占いに頼る」のは、あまり良いとは言えません。前述したように、占いはあくまでも判断材料のひとつとして扱うのがベターです。結論から言えば、占いに頼っていいときは、「判断材料として、参考にしてみようかな」というポジティブな心構えを持てるときでしょう。

逆に、「占いで出た結果次第で、次の行動を決めよう」というような、依存的な心構えのときは要注意です。それでは人生の主導権を、占いに任せてしまっています。

自分の心が弱っているときほど、占いなどの見えないものに頼りたくなるものです。しかし、そういったときは逆に、慎重な判断が要求されます。

一旦心を落ち着かせ、「占いはあくまで判断材料のひとつ」「ツールとして扱うのがベストで、人生の主導権は自分にある」と頭の中を整理しましょう。「心が弱っているな」と思うときは、フラットな状態になるまで心身を休ませるのも効果的です。

<占いに頼っていいとき>
・たくさんある判断材料のひとつとして、占いの結果をとらえられる
・心はある程度固まっているが、占いに背中を押してほしい
・抱えている問題に対して、ヒントが欲しい

<占いに頼らないほうがいいとき>
・自分では決められないから、自分の行動を占いの結果にゆだねたい
・占いによって人生が変わるなら、多少高額でも構わないと思っている
・占いの結果を絶対的なものとし、その占いを行う権威者や書籍に心酔している

 

 

 

占いの結果の上手な受け止め方とは?

占いの結果が良いものであれば、心が軽くなることでしょう。でも、悪い結果が出ると、不安に駆られてしまいますよね。その不安を払拭するために、もう一度別の占い師にみてもらう......というようなこともあるかもしれません。

もしも占いで悪い結果が出た時には、こう考えてみてください。

「今日悪い結果が出たということは、これからは逆に運気が上がるということだ」。

運気は波打つと考えられ、ずっと上り調子というのはありません。上がったり下がったりを繰り返し、まるで心電図のような動きをすると考えられています。

つまり、「今日は運が良い」という結果が出た時こそ、運が下がった時のための準備をするべきなのです。逆に「今日は運が悪い」と結果が出た時には、「明日からは今よりもっと良くなる」と楽天的になれるということです。

私が以前カウンセリングを担当した女性のAさんは、占いで「今は動くべきタイミングではない」と出ていたのですが、「すぐに起業をしたい!」と強く考えていました。そこで、私は次のようにアドバイスをしました。

「Aさんの気持ちとその占い、両方が正しいという前提で考えてみてはどうでしょうか。困りごとの多くは、Bという考え方とCという考え方の、ちょうど真ん中にベストな答えがあるものです。つまり、足りない部分を補いながら、起業の準備をするのです」。

Aさんは私のアドバイスを聞くと、ほっとしたように胸をなでおろしました。

このように、考え方のコツを持つことで、占いの結果が悪かったとしても必要以上に落ち込む必要はなくなります。上手に活用して、大人の女性として占いを使っていきたいものですね。

 

 

<執筆>今井 翔(All About「恋愛」ガイド)

大人の女性に役立つ恋愛や自分磨きの情報サイト、「IMAITSUBASA.COM」を運営。執筆家、講演家。恋愛・パートナーシップに関する人間関係の専門家。大学では心理学を専攻。大学卒業後も継続して心理学やコーチングを学び、婚活サービスに関する企業に勤務。相談件数は前職を含め男性だけでも300件超え。本質を大切にした、独自のアドバイスに定評がある。『「モテる男」と「嫌われる男」の習慣』(明日香出版)が好評発売中。

 

 

 


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