Recipe レシピ

残暑を乗り越える秘訣はおコメにあった!「4種のおコメ」をおいしく食べて元気とキレイを取り戻す

2015.08.25

身近すぎる食材「おコメ」、美容に健康にいいらしい!?

各地で例年以上の猛暑日が続いた、この夏。午前中からじわじわと気温が上昇し、通勤途中から汗まみれのへとへとでメイクは崩れっぱなし。休日は休日でレジャーやショッピングを楽しむ体力さえすでに消耗し、ひたすら家でクーラー三昧......。そんなハードな日々を過ごした人が多いのでは?
それでも、暦の上ではすでに立秋を迎えたこの時期。バテ気味の心身にエネルギーを与えて、いきいきとしたキレイを取り戻したいですよね。

そこで今回は、私たち日本人にとって身近な存在であるおコメに注目してみました。
調理方法が豊富であたりまえの食材ですが、美素肌を保つ基礎となるバランスのよい食事を摂るにはぴったりです。
いま、私たちが入手しやすいのは、白米や玄米、発芽玄米に、胚芽米。玄米は栄養価が高いなどと聞くように、構造や精米の違いで味や栄養が違います。
この4種のおコメの魅力を見てみましょう。

どんな食事にもぴったりのおいしさ、それが「白米」の魅力

茶碗によそられたご飯とざるに盛られた白米
どんな食事にもあう「白米」

家庭料理はもちろんファミレスや洋食屋などでいただく外食やお弁当にも用いられる、最もポピュラーな白米。
「精白米」とも呼ばれ、稲から取り外された米から糠(ぬか=米の外皮などの部分)と胚芽(はいが=成長すると芽になる部分)をほぼ完璧にけずり落とした白いおコメのことです。

特徴はずばり「どんな食事にもあうおいしさ」。もちろん、味も粘りも最高級といわれる「コシヒカリ」や豊かな甘みで知られる「ゆめぴりか」など、産地や品種によって多少の違いはあるものです。
しかし、いずれも炊き方ひとつでふっくら、つややかに仕上る白米は、あらゆるおかずと相性抜群。夏バテが続いて食欲がないときも食べやすく、消化にもよいので体力づくりにはもってこいでしょう。

おかゆにして梅干しやしそ、生姜を合わせれば胃腸にもやさしく、食欲を増進させてくれます。

ちょっとクセあり?ヘルシーで美容にも抜群の効果を誇る「玄米」

炊いた玄米
栄養たっぷりの「玄米」

米の外側についている籾(もみ)殻のみを取りのぞいた「玄米」。
古くから健康食として知られるだけに、特徴はやはりその栄養価の高さです。消化吸収を助け不眠症にも効くといわれるビタミンB1や貧血防止で知られるビタミンB12をはじめ、骨を丈夫にし体調を整えるミネラル、老廃物を排出するはたらきのあるγ(ガンマ)オリザノールやフィチン酸も含まれており、完全食といわれるのも納得です。

なにより女性にとってうれしいのは美容効果でしょう。血行を良くし、素肌のターンオーバーを促進するビタミンB2やビタミンEはもちろんのこと、食物繊維もたっぷり。胃腸で水分をよく吸収しふくらむため少なめの分量でも満腹感を得られ、すっきりしたおなかをキープできるのは魅力ですよね。
しかも、これらの成分は、いずれも白米の2~9倍程度多く含まれているといわれるパワフルさです。

それだけに味も香りもやや独特な強さがあることから、「食べ慣れない」という意見も多数。気になる人は、炊き方や味つけにひと工夫してみましょう。また、食物繊維が多いため精米より消化が悪くなります。はじめて玄米をためすなら、よく噛んでいただくようにしましょう。

「発芽玄米」と「胚芽精米」、その違いとは?

発芽玄米
玄米からちょっと芽がでている「発芽玄米」

さて、元気とキレイに役立つおコメの中でも、特に注目されつつあるのが「発芽玄米」と「胚芽米」。似た名前ですが、これらのおコメはそれぞれ、どんな味や栄養素をそなえているのでしょう?

「発芽玄米」とはわずか0.5~1mmほど発芽した玄米のこと。
つまり通常の玄米との違いはごく小さな芽が出ているかいないかだけなのですが、実は大きな特徴が。それはたった1mm程度の発芽によって、玄米の特徴のひとつである硬さがやわらかさへと変化を遂げていること!そのため白米と同様に、炊飯器で簡単に炊き上げられます。
また、そもそも栄養価にすぐれた玄米が発芽によっていっそうパワーアップ。カルシウムやマグネシウムをはじめ、睡眠中に脳内の血流を活発化し、体調不良やいらいらを和らげつつ脂質の代謝を促すといった効果が期待できる「GABA(ギャバ)」まで含まれていることも見逃せません。

ざるに盛られた白米、玄米、胚芽米
右から白米、玄米、胚芽米

そして「胚芽米」。こちらは玄米から胚芽部分を80%以上残したおコメのことです。
発芽玄米と同じくビタミンB群やE、そしてミネラル成分やGABAまで摂取できる栄養素の豊富さに加え、なんといっても白米とほぼ変わらない味わいも魅力!
どんなお料理にも合わせたい、健康と美容を取り戻すため豊富な栄養素を摂取したい。そしてなにより、おいしさにこだわりたい......。そう考えている人に最適なおコメといえるかも?

毎日の食事の主役だからこそ、おいしく、いきいきと美しく。そんな願いを叶えてくれる4種のおコメ。ぜひこの機会に食べ比べ、それぞれの魅力を心とカラダで実感してくださいね。

TEXT:Shiori Matsuda