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美肌もダイエットも思いのまま!冷え症を改善する『温活』で、美人度アップ!

2016.02.09
冷え症が体に与える影響は想像以上!「健康、美容、ダイエットはすべて血流次第と言っても過言ではありません!」と語る、内科医・石原新菜先生に"温活"について伺いました。

屋外で寒がっている女性

そもそも、なぜ冷え症はいけないのですか?

「肌や内臓、脳など、すべての臓器が元気に働けるのは、血流のおかげです。血液が酸素や水、栄養、白血球などの免疫物質を運んでくれると同時に、その臓器でいらなくなった老廃物を回収することによって、全身の健康は保たれているのです。ところが、血液の流れが悪くなると、必要なものが届かないうえ、不要なものが体内に溜まることに。その結果、肌が乾燥したり、シミができたり、さらには胃痛、便秘、肩こり、むくみ、不妊など、様々なトラブルが起こりやすくなるのです」(石原先生)。

体温が1度上がると代謝は12%、免疫力は30%アップ!

頬をさわり、笑顔の女性

手先が冷たくなる冷え症は、全身に血液がスムーズにめぐっていない証のようなもの。冷え症はやっぱり、改善させたほうがよさそうですが、体温が上がると具体的にどのようなイイことがあるのでしょうか?

「体温が1度上がると、代謝は約12%アップするので、太りにくくなり、むくみも取れます。ターンオーバーも早くなるので、美肌効果も期待できます。さらに、免疫力も30%上がるので風邪をひきにくくなったり、肩こりや頭痛が改善したり、アレルギー症状の改善にもつながります。私自身、温活をして花粉症が治ったんですよ!」(石原先生)。

冷え症に、なる人vs.ならない人

ところで、どうして冷え症の人と、そうでない人がいるのでしょうか?

「筋肉量の違いが主な理由です。体には熱を産生する力があり、安静時の熱産生量は、脳、肝臓、骨格筋が各20%ずつで合計60%。日中活動をすると、骨格筋の熱産生量が増えるので、結局、1日の体温の40%は筋肉がつくるのです。つまり、熱産生量を最も左右する筋肉量が少ない人は、冷え症になりやすいと言えます。あと、薄着やミニスカートなど、熱を放出する装いをしている人も、当然体が冷えやすくなります」(石原先生)。

足は冷えるのに上半身がほてる、「冷えのぼせ」に注意!

最近は、「冷えのぼせ」の人が増えているとも、石原先生は言います。

「足は冷えるのに上半身がほてる、いわゆる"冷えのぼせ"のことを、漢方では『昇症(しょうしょう)』と言います。下半身の血行が悪くなることで、本来下半身に存在すべき血液が上半身に昇ってしまい、上半身に血液が多く存在するようになります。その結果、上半身の血管が拡張して、ほてるのです」。

昇症になると、動悸、イライラ、不安、不安など、更年期障害のような症状が多発するそう! 足腰の筋肉量が少ないとなりやすいそうなので、特に注意が必要です。

温活のポイントは、「体温を逃さない」&「血行促進」

自宅でストレッチする女性

体温を上げるポイントを教えてください!

「まず第一に、体温を逃がさないこと。手首、足首、首の"3首"は、大きな血管が皮膚の表面近くを走っているので熱が逃げやすい場所。ここを保温することが大切です。大切な臓器が集まっているお腹を温めることも大事です。腹巻き+カイロや、パンツの上から股の部分に貼る、よもぎ蒸しパッドなどがオススメです。そして第二に、血行を促すこと。特によいのは骨盤ストレッチ! 開脚など股関節を開くような動きをすることで、骨盤低筋群がほぐれて、全身の血行がよくなります。」(石原先生)。

健康+美肌+ダイエット、すべてを叶えるカギとなる温活。冬はもちろん、薄着になる春夏も油断せず、ぜひ実践してみてくださいね。

石原新菜先生

取材協力:石原新菜先生

1980年生まれ。医学生のころから、自然医学の権威である父とともにメキシコ、ドイツ、イギリスの病院などを視察し、自然医学の基礎を養う。『体を温める漢方で不調を治す』(PHP文庫)『一週間で体が変わる 温め美人生活』(三笠書房)など、温活に関する著書も多数。