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シミやたるみを引き起こす「活性酸素」!体をサビさせないコツとは?

2016.05.20

増えすぎると老化を早める「活性酸素」

美容キーワードとしてよく耳にするようになった「活性酸素」。でも、そのメカニズムをちゃんと理解している方は少ないのではないでしょうか。

活性酸素とは、読んで字のごとく活性化した酸素のことで、白血球が作り出す酸化させる力が強い酸素のこと。攻撃力が高く、体内に侵入したウイルスや細菌を駆除する大切な役割や、酵素の働きを促進するなど、健康を維持するためには必要なものです。1日の呼吸で取り入れる約500ℓの酸素のうち2%が活性酸素に変わるといわれています。

しかし必要以上に活性酸素が増えると、健康な細胞まで酸化してダメージを受け、体内のあらゆる組織が衰え、老化を早めてしまうのです。金属がサビるのは、酸化の一種。同じように人間の体もサビてしまいます。

活性酸素はシミやたるみなど肌の老化を引き起こすだけでなく、最近の研究では、ガン、心臓病、脳卒中などの生活習慣病など、恐ろしい病気の原因となることもわかってきました。ハリツヤのある美肌と、健康な体を守るためには、活性酸素を正しく知ることが必要なのです。

 

 

こんな変化はサビつきのサインかも?

・肌のシミが増えたり、たるみが気になる
・疲れやすくなった
・白髪が増えたり、髪が抜けやすくなった
・筋肉量が減ってきた
・息切れしやすくなった


これらの変化に心当たりがあるなら、細胞の酸化が進んで体内がサビ始めたサインかも。疲れやすさや息切れなど、美容と直接は関係なさそうなことが、意外にも同じ活性酸素が原因かもしれません。これらの兆候がみられたら、肌のサビつきも気をつけたほうがよいでしょう。

どんな時に活性酸素が増えるの?

活性酸素は、日常生活を送っていても発生するものですが、特に大量発生しやすいのは下記のような時だといわれています。

・強いストレス
・細菌やウイルス感染
・紫外線や排気ガスの大気汚染
・喫煙
・過度な飲酒
・ダイオキシンや電磁波
・肥満
・激しい運動

 

 

 

活性酸素は基本的に体を守るために発生するため、これらの条件を減らすことで、活性酸素生産量が抑えられます。

具体的な対策としては、栄養バランスの良い食事と規則正しい生活を送ることが第一歩。そのほかストレス発散の方法を探したり、嗜好品を見直したり、外出時に紫外線対策を行うだけで、活性酸素生産量が抑えられるでしょう。これらは美容のためにも必要なこと。生活習慣を見直すことで、自然とアンチエイジングができるのです。

体内に備わる抗酸化酵素は年々減少

もともと体内には、活性酸素から酸素を奪うことで抗酸化する「SOD酵素」が備わっています。若いうちは活性酸素が発生しても抗酸化成分が抑えるので、バランスが取れ、健康で若々しい体を維持することができるのですが、抗酸化酵素量は年齢とともに減少してしまいます。

これらは食品からの適量摂取が難しいため、「コエンザイムQ10」などのサプリメントで補助的に摂取してくのがよいでしょう。

うるツヤ肌を目指すには、抗酸化物質を摂取しよう

活性酸素を除去する働きがあるのが、「抗酸化物質」です。ビタミンなら緑黄色野菜全般に含まれるA(βカロテン)、言わずと知れたC、アボカドやナッツなどに含まれるE。ミネラルなら牡蠣やレバーに多く含まれる亜鉛や、魚介類全般に含まれるセレン。そのほかにもぶどうなどに含まれるポリフェノールや、トマトに含まれるリコピン、緑茶に含まれるカテキンなどが、抗酸化作用が優れているといわれています。

また、これらの栄養素の多くは、美肌には欠かせない栄養でもあります。つまり、抗酸化物質を意識的に摂取するようになれば、シワやたるみに歯止めを掛けられるだけでなく、自然と美肌にも近付いていくでしょう。

 

 

Text:Ai Aizawa