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ミス・ユニバースをプロデュースする審美歯科医が語る! 笑顔美人=歯にも唇にも“潤い”のある人

2016.06.14
「あの人、なんだかいつも素敵だな~」。あなたの周りでも、顔立ちが特別華やかというわけではないのに、なぜかとても印象に残っている方はいませんか? そしてその方はほぼ例外なく、笑顔が素敵な人ではないでしょうか?

笑顔が素敵な人を思い浮かべてみると、口もとが美しい人というのが、ひとつの条件となっているように思います。

1928年から1938年まで、日本歯科医師会が、「6(む)4(し)」にちなみ、6月4日に「虫歯予防デー」を実施したことからはじまり、その後、名称や期間を少しずつ変えながら、2013年より「歯と口の健康週間」として、オーラルケアの大切さが広く知られるようになりました。

 

 

男性は、女性の口もとを厳しく見ていた!

『maico』が2016年3月に男性224人(20~59歳まで)に行った調査結果をご紹介します。「女性と初めて会ったとき、または女性と話しているとき、よく見る顔のパーツはどこですか?」という問いに対し、第1位「目元」59.4%、第2位「口元」44.6%という結果がでました。

さらに、「あなたが女性の口元をみて幻滅する要素はなんですか?」と聞いたところ、「歯が黄ばんでいる」42.4%、「歯並びが悪い」36.6%、「口の上の産毛が処理されていない」22.8%、「唇の色が悪い(血色が悪い・シミがある)」21.9%、「唇が乾燥している・荒れている」17.9%と、厳しい意見が多いことが判明しました。

以上の結果からも、周囲に笑顔美人と思われるためには、口もとの印象がいかに大切かということが分かりますね。

そこで、今回は、ホワイトホワイトデンタルクリニック院長の石井さとこ先生に、歯のメンテナンスについてたっぷりとうかがいました。

 

 

現代女性に増えている歯の乾燥、虫歯や見た目の老けを引き寄せる

口もとの印象を向上させるためにまずケアしたいのは、歯です。しかし大人の女性は歯が乾いているケースが多いのが現状です。歯が乾燥していると、虫歯や歯周病にかかりやすいというデメリットもあります。

唾液には二種類あり、ネバネバした唾液は、においが強く量も少なく、タンパク質を含み口の中を洗浄する力も弱いものです。一方、サラサラした唾液(美唾液と呼んでいます)は、嫌なニオイがなく、口中を洗浄する力も強いため、歯を虫歯から守り、歯の表面汚れも寄せ付けなくする効果があります。

ただ、女性は女性ホルモン(エストロゲン)の減少や加齢の変化で、唾液量(通常1.5リットル)が少なくなる傾向にあります。とくに70代からは10代の半分以下になるため、ケアが必要になります。また、若い方でも無理な食事制限をしたり、スムージーやファスティングブームなどから噛まない美容やダイエットやストレスを受けている方は、唾液の量が減っているという問題もありますね。

唾液不足が起こると、歯の汚れは取りづらいだけでなく、ツヤがないカサついた歯になり、口紅やグロスもつきやすく、全体的に老けた口もとに見えてしまいます。

美唾液を出し、美しい歯や歯ぐきをキープする方法

そこでまず、普段のライフスタイルで心がけると良い習慣を7つお伝えします。

 

 

1.朝食をきちんと食べる
口もと周りの筋肉を活性化させ、唾液の量も正常化されて体内リズムが整うため、口臭も出にくくなり、歯もキレイになります。

2.ガムを噛む
口もとを動かし働かせることで、中和力の良いサラサラ唾液が生まれます。

3.舌のエクササイズを日課にする
舌筋を動かすことで口もとやアゴ周りを活性化し、唾液腺から唾液を分泌しやすくします。

4.睡眠をきちんととる
夜に質の良い睡眠をとることで、口中の粘膜や環境が修復されます。

5.正しい歯磨きをマスターし、虫歯や歯周病を放置しないこと
口中の清潔さは、良い唾液を作ります。

6.笑顔を忘れずに明るくリラックスして過ごすこと
リラックスすると副交換神経が働くため、サラサラ唾液を生みだします。

7.バランスの良い食事をして、きちんと噛むこと(一口20回以上)
早食いは美唾液を生まないため、一口20回を心掛けて噛むことが大切です。体の全身の健康が美唾液を作る源です。

働く大人女子が実践したい、一日のオーラルケア

以上の7つから、とくに大切なのは、やはり朝、昼、夜のオーラルケアです。そこで、次に美唾液でアンチエイジングを行うための、具体的なオーラルケアの方法をお伝えします。

朝、起きたときの口の中は、夜中に繁殖した菌の巣窟です。その菌の量は、なんと便10gに相当します! 驚いてしまう量ではないでしょうか? そこで、朝食前の歯磨きは、睡眠中のネバネバした口中と歯の汚れを落とすため、しっかりと行うことが大切です!

使用する歯磨き粉は、味の濃くないタイプがおすすめです。私は味がなく、界面活性剤不使用で、泡立たずにすっきりと口中をキレイにしてくれるジェル状歯磨きを愛用しています。朝食は歯磨き後に、清潔な口で食べましょう。朝食後に汚れが気になる場合、もう一度歯磨きをすると良いですね。

仕事などで忙しく、昼食後に歯磨きができない場合は、食後にキシリトールガムを噛むのも良いでしょう。ガムを噛むことで、口の中の唾液の質が向上し、洗浄力の高い唾液になります。また、時間がある場合は、3分ほど電動歯ブラシを使用して汚れを取り除くと良いでしょう。

一日の中で一番大切なのは、夜のケアです。その日の汚れは、その日のうちに全て落とすつもりで行いましょう。そのとき、歯ブラシや電動歯ブラシ1本だけに頼らないことがポイントです。

では、習慣にしたい、夜のケアのプロセスをお伝えします。

1.キャップ1杯(約20ml)の少量のぬるま湯で口をよくすすぎ、大きな食べカスや汚れを落とす(シャンプー前の予洗いのように)
2.少量の歯磨き剤で、1本1本磨く
3.歯間ブラシで臼歯(奥歯など)のつまりを除去する
4.歯磨き粉をつけずに、歯面に45°の角度で歯ブラシをあて、歯と歯肉の境目を弱い力で(爪の甘皮をこするくらいの力)、マッサージするように磨く
5.デンタルフロスを全ての歯間に入れて、汚れを除去する

 

 

 

オーラルケアとともに、リップケアも忘れずに

そして、歯とともに、もうひとつ大切なのが唇です。ツヤと、ふっくらとした弾力のある、血色のよい唇が笑顔美人の大切な条件になります。

大人女子の年齢は唇に出る!?男性を虜にするセクシーな唇、がっかりさせる唇」の記事にも詳しく紹介していますが、唇は見られているのに、手入れを怠りがちなパーツでもあるようです。

しかし、残念ながら唇は、乾燥しやすく荒れやすいだけでなく、メラニンが非常に少なく紫外線ダメージを受けやすいため、しわやたるみが発生しやすいという特性もあります。

そこで米肌の活潤リップエッセンスは、米ぬかロウや、植物由来の紅花油、杏仁油などの美容成分をバランス良く配合しています。テクスチャーは、チューブタイプで塗布も簡単ですし、つけ心地が良く、荒れた唇にも使いやすいでしょう。

カサカサ、ひび割れよサヨウナラ!ぷるツヤな唇をつくるコツ」の記事で、唇の老化現象や他のパーツに加えて乾燥しやすい理由、効果的な唇のエイジングケア方法やマッサージ方法をおさらいしておくといいですね。

唇のターンオーバーは3~4日なので、お手入れを怠るとすぐあれてしまう反面、しっかりケアすれば効果がでやすいというメリットもありますよ。

口もとや歯は、その人の健康に対する考え方や生き方が現れるパーツです。いくら歯ばかりが白くても、不摂生な生活をしていて歯肉が腫れていたり、唇が黒ずんだりしていると、すさんだ生活が垣間見えてしまいます。

心と体の両方が健康で、明るく毎日を生きている女性の笑顔は、歯や口もともキレイですよね。口もとのケアを習慣にすることで、最高の笑顔が引き出されるだけでなく、周りを温かく優しい空気で包み込むことができるはずです。

 

 

<取材協力(歯のケア)>石井さとこさん
「ホワイトホワイトデンタルクリニック」院長・審美歯科ドクター。歯と体を美しく保つための食事からメイクまでのアドバイスに定評があり、女優・モデル・タレント・アナウンサーなど、多数のビューティーセレブからの信頼も厚い。2005年より、ミス・ユニバース・ジャパンのオフィシャルサプライヤーとして、ファイナリストから日本代表までの歯の美しさをプロデュースする。「口元から美人になる52の法則」(講談社)など。

ホワイトホワイトデンタルクリニック(恵比寿本店・新宿店・有楽町店)
TEL:フリーダイヤル 0120-469-701

 

 

 

Text:Yuki Ishihara