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夏は冷やして血行促進!うるツヤ肌に導く美肌の法則

2016.08.02

汗で気づかないけれど、実は乾燥している夏の肌

頬を触っている女性

今、頬のあたりを触ってみると、ペタッと指に吸い付くような感触がありますか?

温暖化、猛暑、異常気象などが続く近年、"紫外線は、肌によくない"という意識が広く定着しているだけに、夏は美白ケアを重視している方が多いでしょう。

「とにかく白くしたい!」という一時期ほどの美白ブームに比べると美白志向は落ち着いているようですが、やはり夏は「昔と比べて肌がくすんできた」「肌の色ムラが気になる」という方も続出しています。

しかし、美白の前に大切なことがあります! それは、保湿。肌がべたつきやすい夏は保湿を控えてしまいがちなので、肌の内部が乾燥しやすくなっているのです。

そのため、肌の油分と水分の量を整え、紫外線ダメージを受けづらい状態にして、ダメージを受けた場合でも改善しやすい状態に持っていくことがとても大切になります。

そこで、米肌 ビューティープロデューサー・宇都宮己良子さんに、夏の肌をひんやり心地よくうるおわせる方法から、夏の肌ダメージの蓄積を防ぐための、生活習慣まで、たっぷり教えていただきました。

夏の保湿は、肌を冷やして微炎症を抑えることからスタート!

毎日の夜のお手入れでは、肌をひんやりうるおわせてあげましょう。

もともと紫外線を浴びた肌は、微炎症を起こしている状態です。その微炎症が「メラニンをつくって!」というメッセージを体内のあらゆる場所に送ることから、シミやくすみにつながってしまいます。

なにが必要?紫外線が気になる時期の徹底美白」にもありますが、日中に紫外線を浴びてからメラニン生成が活性化するまでには、6~12時間ほどタイムラグがあるので、紫外線を浴びたその日のうちにお手入れすると、メラニンの製造を抑えることができます!

さらに、肌を冷やすことで、血行促進の効果も期待できます。"冷やして血行促進"というのは意外かもしれませんが、血管は冷たいものに触れると一瞬収縮して、その後また元に戻る性質があります。そこで、戻るときに血管が拡張して一気に血流が流れることで血行が促進されるというメカニズムになっています。メッセージの伝達をストップさせるために、肌を冷やすことが有効なのですね。

血行をアップする、コールドタオルの作り方

コールドタオルを顔にあてる女性

肌を冷やして血行促進するために、効果的なのはコールドタオルです。

洗面器に氷水を張り、しっかり湿らせて固く絞ったフェイスタオルを、洗顔後の清潔な顔に当てて30秒~1分ほど冷やします。氷水が冷たすぎるときは、ビニール手袋などを使用してください。

この後、肌潤化粧水澄肌美白化粧水などをたっぷり含ませたローションマスクを行うと、肌もひんやりするうえ、ちょうどよいリラックスタイムにもなります。

夏はローションマスクやジェルクリームなど、みずみずしい使用感のアイテムを使って、心地よくケアしましょう。

詳しいコールドタオルの作り方
http://shop.maihada.jp/skincaresolution/colum/2016/0613/

べたつきがちな夏こそ、クリームでふたを忘れずに

化粧水をつけた後は、夏でもクリームでふたをしてください。寝ている間にも、肌は日中と同じように外気にさらされているため、化粧水のままお手入れを終了してしまうと乾燥肌に傾いてしまいます。

クリームをつけるときには30秒程度の簡単なリンパマッサージを行うと、リンパの流れが良くなり老廃物が流れるので、むくみのない明るい肌に近づくでしょう。

マッサージを行うときは、指の滑りをよくして過度に肌を摩擦しないよう、必ずパール粒大の肌潤ジェルクリーム(もしくは肌潤クリーム)を顔にムラなく伸ばしてから行ってください。最後に乾燥を感じる部分にクリームを重ねづけして、肌をうるおいで満たしましょう。

簡単リンパマッサージ
http://shop.maihada.jp/skincaresolution/colum/2016/0613/

夏の肌ダメージの蓄積を防ぐための、食生活のヒント


そして、うるおった肌に近づくには、スキンケアだけでなく体の中からのケアも欠かせません。

冷しゃぶポン酢おろし添え

<食事>
よく聞く話ですが、まず、食生活はとても大切です。暑さによる疲れから食欲が落ちてしまうと、体に疲労が溜まり、肌も元気がなくなります。冷やし中華やそうめんなどは、のど越しがよいですが、十分な栄養が摂りづらいのが難点です。

炭水化物ももちろん重要ですが、麺類だけではその他に必要な、タンパク質、ミネラル、ビタミンなどが不足しがちになりますよね。麺類を食べるときは、ハム、卵、きゅうり、などの野菜を一緒に摂るなど、栄養素を考えてプラスしてあげるといいですね。

その他、簡単に調理できるものとして、豚肉の冷しゃぶなどもおすすめです。ポン酢で味つけすれば、さっぱり美味しく食べることができますね。トマト、大根などの野菜、豆腐などをトッピングすると、ビタミンやタンパク質も一緒に摂取できます。

また夏にやりがちなことといえば、冷たい飲み物を一気に飲むことです。胃腸の機能が弱くなり食欲不振や消化不良を起こしやすくなりますので、少しずつ飲んだり、1度口の中で少し温めるなどして飲むなどの工夫が必要です。

うるおい美肌のために、夏に整えたい生活習慣


食生活とともに、意識して調整したいのがクーラー対策と睡眠です。

<クーラー>
夏は長時間クーラーのきいた部屋にいることが多くなるため、体が冷えやすくなっています。素足にサンダルなど肌を露出することも多いので、ふと足先やくるぶしなどを触ってみると、冬よりも冷たく感じるのではないでしょうか? 

そこで、体が適切に温度調節ができるように、オフィスやバッグにはつねに薄手の羽織りものを用意しておくといいでしょう。

<睡眠>
質の良い睡眠を取るためには、寝る前に副交感神経を優位にしてリラックスモードに入っておくことが必要です。就寝の1時間ほど前に、38~40℃の少しぬるめのお湯にゆっくりつかると体がじんわり温まります。睡眠に入る前の温度の下がり方が急であればあるほど、眠りに入りやすくなるといわれています。

せっかくリラックスモードに入ったのに覚醒させないため、スマートフォンの使用は就寝1時間ほど前から控えると効果的でしょう。少しの工夫で気持ちよく眠りにつけ、睡眠の質が良くなります。

いかがでしたか?

宇都宮さんのテクニックをもとに今回お伝えしたいことは、"応急処置ではない、肌力を底上げできるようなケア方法"です。肌にとっても不快指数が増える夏ですが、だからこそ肌の水分と油分のバランスを調整し、うるおいに満ちた肌に仕上げておくことが秋にショックを受けない秘訣でもあります。

今どき、夏の肌ダメージのケアは、"美白"よりも"美肌"を意識したいもの。

夏の肌を美肌に変えるために、8月の米肌のキャンペーンもチェックして、内側からうるおいあふれる肌に近づきましょう!

Text:Yuki Ishihara