Skincare & Bodycare スキンケア・ボディケア

30代に気づき始める“くすみ”を撃退する、ターンオーバーとセラミドケア

2016.09.28
悩み顔の女性

「お肌の曲がり角は25歳」と言われることがあります。もちろんお手入れ次第で、30代でも20代に近い美しい肌を保つこともできますが、30代の肌は20代の肌と比べて水分・油分の量やバランスを望ましい状態に保ちにくくなるのは事実です。

また、「30代になってから、肌全体がくすみやすくなった」という声を聞くことも多くなります。くすみは肌のどのような変化から起きるものでしょうか?

そこで、スキンケアのプロであるコーセープロビジョン、米肌 ビューティープロデューサー 宇都宮己良子さんに、30代に最適なスキンケア方法や30代に必要な化粧品の選び方まで、幅広くうかがいました。

30代で初めに感じる、"くすみ"の肌悩み

ターンオーバーの仕組み
ターンオーバーの仕組み

30代では血行不良やターンオーバーの乱れが起こりやすくなります。また、バリア機能の崩れも進み肌がくすみがちになります。

くすみオフ=美肌の証! 透明感をグンと底上げできる"くすみケア"の極意」でもお伝えしましたが、紫外線や不十分な洗顔により角質が厚くなってしまったり、湿度の低下による乾燥や紫外線の影響によるターンオーバーの乱れにより、角層細胞が未成熟なまま育ってしまうことがくすみの大きな原因として挙げられます。

そこで、肌のうるおいをキープすることが何より大事になります。

加えて、年齢が上がると肌の悩みが表面化するスピードと度合が加速していきます。実際には20歳頃から老化は始まっていますが、20代はあくまで油水分の分泌のバランスが乱れることで肌表面で起こる一時的で分かりやすい変化が起こります。それが30代になると、ターンオーバーが衰えてくることにより、「くすみ」を感じる方が多くなります。肌のうるおい成分(NMFやセラミド)は、ターンオーバーの過程で作られますが、ターンオーバーが遅くなっている状態では産生されるうるおい成分も少なくなっていると想定されます。古い角質がはがれ落ちるには十分な水分が必要なのですが、 水分不足の状態では古い角質がはがれにくくなり、肌がくすみやすくなります。

悩める30代女子必見!スキンケアアイテムの正しい選び方

では、今までの夏のダメージや、これから直面する秋の急激な乾燥を考慮しつつ、30代の女性はどのような点を重視して化粧品を選ぶことが望ましいでしょうか?

まず、落とすケアとしてクレンジングはクリームクレンジングとオイルクレンジングの2本を持ち、日によって使い分けるようにしたり、洗いあがりがつっぱらない洗顔料を使うようにしましょう。

クレンジングの選び方についてはこちら
http://maico.maihada.jp/beauty/20150326/
そして、与えるケアとしてはその後の保湿がとても大切なポイントとなります。

効果的なのは、保湿力の高い化粧水、美容液、クリームでうるおいを届けて、バリア機能を高めること。

もともと肌の角層に含まれる保湿成分であるセラミドも、年齢を重ねるごとに減ってしまいます。そこで、肌本来のセラミドの働きを守り補い肌のバリア機能を助けるために、30代では20代の頃よりも自分の毎日の肌状態に気を配ることが大切です。それにより、季節や環境の影響の変化による肌トラブルが起こりにくくなります。

肌にうるおいをとどめておける能力をアップさせることが、今後のエイジングケアのために重要となります。

30代に入ったらプラスしたい、お手入れテクニック

肌潤改善エッセンス

そこで今回は、気と血液の流れをアップさせながら肌のセラミドを増やして水分保持能を改善できる『肌潤改善エッセンス』を用いたケア方法をお伝えします。
毎日のケアとしては、化粧水の後に2プッシュのエッセンスを手に取り顔全体にムラなくのばしていき、最後にハンドプレスをして肌の内側に浸透させます。

そして、週1回ほど下記のような手順でスペシャルケアを行うと、うるおいを閉じ込めて透明感を向上できます。

1.『肌潤化粧水』500円玉大(コットンの裏までしみとおるくらいの量)を手に取り、顔全体をやさしくパッティングします。
2. 『肌潤改善エッセンス』を4~6プッシュ手に取り、顔全体にのばします。
3. イラストのように、ツボ押しを行います。
4.『肌潤クリーム』または『肌潤ジェルクリーム』をパール粒大ほど手に取り、顔全体にのばします。最後はハンドプレスをして終了です。

美肌に近づくツボ

<知っておきたい! 美肌に近づくツボ>
1.巨髎(こりょう)...黒目の下と小鼻を結んだ位置
気の流れを良くする作用があるツボ。
2.地倉(ちそう)...口角の横
気のめぐりを良くしたり、皮膚をしっとりとうるおわせる作用があるツボ。
3.聴宮(ちょうきゅう)...耳の前
気と血液の流れを良くする作用があるツボ。
4.下関(げかん)...耳たぶの前
皮膚をしっとりとうるおわせる作用があるツボ。


押すときは息を吐き、戻すときは息を吸い、リラックスしながら行うと効果が高まります。押す長さは5秒程度が目安。ゆっくり押して、ゆっくり抜く感覚で行います。ツボ押しは、強く押せば良いというのではありません。痛いほどの強さではなく、気持ちの良い程度で押しましょう。

くすみのない、すっきりとあか抜けた肌になるためには、うるおいをキープさせることが鍵です。ターンオーバーが悪いとうるおい成分がつくられにくくなるため、肌の血行をアップしてターンオーバーを活性化させる意識を持つことが大切です。

30代は、まだ"くすみ"など表皮レベルのお悩みが多いので、ケアをすればするだけ結果がでやすいとも言えます。その後の10年間を美肌で過ごせるように、表皮レベルの早い段階でケアしていきましょう!

<関連サイト>
何が原因?今すぐチェック!「くすみ」の原因とお手入れ方法
http://maico.maihada.jp/skincare-bodycare/20151020/
Text:Yuki Ishihara