Skincare & Bodycare

真冬にスキンケアの浸透力を高める、「温めうるおいケア」の極意

2017.01.13

冬は空気がカラカラに乾燥しているだけでなく、室内でも暖房の影響でさらに肌から水分が奪われやすくなるので、肌のうるおい不足も深刻な事態になっています。乾燥によって小じわもできやすいため、しっかりうるおいを閉じ込めることが大切です。

そこで今回は、スキンケアのプロである米肌 ビューティープロデューサー 宇都宮己良子さんにうかがった、お風呂上がりに乾燥してしまうメカニズムや、アイマスクやホットタオルを使用した真冬の温め保湿ケアのテクニックなどをお伝えします。

なぜ?お風呂上りに肌の乾燥が進みやすい理由

冬は湿度が低いので、とくに洗顔後やお風呂上がりにはピリピリするほど肌の乾燥を感じる方も多いでしょう。そのため、お風呂上がりはなるべく早く保湿しようと多くの方が意識していると思います。ではなぜ、お風呂上がりに肌の乾燥が進みやすいのでしょうか?
肌がもともと持っているうるおい成分は、皮脂膜、細胞間脂質、NMF の3つに大きく分かれています。
NMFは水溶性のうるおい成分のため、NMFが空気中の水分を取り込んだり、また反対にNMFの抱えている水分が空気中に移行してしまうことがあります。
これは、肌の持っている水分量と外気の湿度の状態が関係しています。水分は湿度の高い方から低い方へ流れます。このため入浴中は、浴室内の湿度と肌の湿度の高さを同じ値にしようと浴室内の水分が肌(角層)に移動し始めます。それにより、お風呂に入っているときは浴室の湿度が高いため肌は水分を吸収し、角層の湿度もとても高くなります。だから、入浴中は肌がうるおっているのですね。

肌の水分と湿度の関係

しかし、浴室の外にでると、肌よりも湿度の低い環境へと移動することになります。圧倒的に角層の抱える水分量のほうが部屋の含有する水分量よりも多いため、今度は角層から水分が空気中に移動を始めます。この一連の作用が、お風呂上がりにどんどん肌が乾燥していくというメカニズムなのです。

しかし、何も恐れることはありません。なぜなら、失ったうるおい成分は、スキンケアで十分に補うことができるからです。

ホットタオルのひと手間をプラスして、血行促進してツヤ肌に

ハンドプレスをしている女性

冬は湿度とともに気温が低下することから、肌の血行が悪くなりこわばりがちになります。肌の巡りが悪くなると、顔色もくすみがちになってしまいます。

そこで、スキンケアの最初に、顔全体にホットタオルをのせて温めることをおすすめします。

1分程度、顔にホットタオルをのせた後に、肌潤化粧水と肌潤改善エッセンスをそれぞれ手のひらで温めてから、たっぷり肌になじませます。手のひらで温めることで、肌へより浸透しやすくなりますよ。

乾燥の季節は、アイクリーム+アイマスクのダブルケアを

アイマスクをつかってアイケア
アイマスクを使ってアイケア

また、顔のなかでも皮膚が薄く、より乾燥しやすい目もとには目もと用のクリームでケアしてあげることがおすすめです。目もとを温めるアイマスクと一緒に使うと、リラックス効果も抜群ですので、よりお手入れが楽しくなると思います。

顔全体のお手入れの最後に、米肌のプレミアム品『ふんわりアイマスク』を熱めのお湯に浸して軽く絞ってのせるか、水で濡らして固く絞り電子レンジで程よい温かさにします。※電子レンジで温めて使用する場合は、均一に水で濡らし固く絞った後、折りたたんだマスクを耐熱皿にのせ、500Wで約20秒温め、適温になってからご使用ください。

アイマスクを目もとに合わせゴムを耳にかけたあと軽く押さえます。30秒程度目もとにのせたあと、アイクリーム米粒大くらい重ねづけしましょう。

以前の記事「ショボショボ目もとは魅力が半減!正しいアイケアで軽やかな目もとに」でもお伝えしていますが、肌潤改善アイクリームは、保湿はもちろん、継続して使用することでセラミドが増え、水分を保持する力が改善されるのがポイントです。

目もとの皮膚はもともとうるおいを留めておく力が弱いのですが、セラミドが増えることで、グンと乾きにくい目もとに近づくことができます。

目もとを蒸気でじんわり温めることで、アイクリームの浸透をさらに高め、リラックスしながら効果的なスキンケアができますよ。

Text:Yuki Ishihara
Illustration:Oto Nakazono(ks-designroom)