Skincare & Bodycare スキンケア・ボディケア

美の本場フランス発祥!つまんで美肌「パンスモンマッサージ」

2017.04.18
4月を迎え心機一転! 仕事に美容に、より一層気合いが入る季節です。せっかくのチャンス、いつもとはちょっと違った美容法を取り入れてみませんか? 美容女子の間で密かに注目を集めている、フランス式のつまむ"パンスモン"マッサージがすごいと評判なんです。

今回は、パリ在住のゴッドハンドエステティシャンHanaëさんに、フランスで愛されるパンスモン・マッサージについてレクチャーして頂きました!

フランスで愛され続ける「つまむ」マッサージ

パンスモン・ジャッケと呼ばれるマッサージテクニックは、およそ50年前フランス人皮膚科医のジャッケ・ソワイ博士により、戦争による傷跡を癒すために考案されました。パンス(Pince)は、フランス語で「つまむ」という意味で、文字通り皮膚をつまむとてもシンプルなマッサージ。フランスでは、普通のマッサージに飽きてしまったトリートメントマニアの方々、さらなる美しさを手に入れたいと望むツウな方々に愛され続けている効果絶大なビューティーテクニックです。

捻りあげたり、小さくつまみあげたりするとても繊細な手法で、肌深部の筋肉にまで刺激を届け、皮膚に与えるストレッチ効果は、血液及びリンパの流れを促進。真皮層を刺激することにより、コラーゲンやエラスチンの生成を活性化します。シワやたるみを解消し、ハリのある若々しい肌へ。また皮脂腺や汗腺の働きを安定させるため、老化肌はもちろん、乾燥肌、ニキビ肌の改善まで、オールマイティーな効果を持ったマッサージ法です。

 

 

スキンケアの前に行うのがポイント

肌にオイルやクリームがついていると、指が滑り上手くつまめないため、洗顔後の肌に何もつけない状態で行うドライマッサージです。メイク前に行うと、メイクのノリが断然アップ! 朝時間が無い方は、夜のゆったりとした時間にリラックスして行ってくださいね。

またパンスモンの後にオイルやクリームでスキンケアをして、リンパを流すドレナージュを行うとさらに美肌度がアップ! 肌にうるおいを与えるとともに、パンスモンで与えられた刺激を癒し、さらにはパンスモンで得られた効果をより長く持続させてくれます。

ドライマッサージなので、リフレッシュ目的としてメイクをしたままでもOKです。パソコンで疲れてしまう目の周りや、肩や首、腕など気になる箇所をやさしくつまみましょう。

 

 

Hanaë流!お手軽パンスモン・マッサージ

ホームケアでパンスモン・マッサージを行う場合は、順番などあまり細かく考えずに「手当て」の感覚で、手がすっと届くところをケアして頂くことをおすすめしています。

リズミカルに、まるで小鳥がツンツンと肌表面をつついているかのような心地よい感覚を目安にしてください。同じ箇所をずっとつまみ続けたり、強くつまみすぎると、青あざができてしまうので要注意。顔が凝り固まっていたり、毒素が滞っていたりすると、つままれる際に痛みを感じますが、ほぐれるにつれて心地よさへと変わっていきますよ。

【フェイスラインのゆるみ(むくみ)が気になる時】
●あごから耳下までつまむ
親指をあご下の骨のくぼみに引っかけるようにして、そこから耳下までフェイスラインを少しずつ移動させながらつまみます。お肉を軽く上に持ち上げるようにするのがポイント。

 

 

 

 

 

 

●輪郭に沿って2本指でほぐす
親指と人差し指を縦に構えて、しっかりとはさみます。老廃物がたまって硬くなった部分は特に入念に、顔の輪郭に沿ってつまみながらほぐします。

 

 

【頬のたるみが気になる時】
●頬を縦&横につまむ
親指と人差し指で横向きに頬をつまみ、上下させながら頬全体をもみほぐします。爪を立てないように注意。

 

 

 

 

 

 

次に同じ親指と人差し指で縦向きに頬をつまみ、軽くねじりを入れながら全体がほぐれるまでつまみます。頬骨の下は凝りやすいので重点的に!


【目が疲れている、むくんでいる時】
●目の下をやさしくプッシュ
中指と人差し指の2本の指の腹を使い、目頭から目尻にかけて目の下をやさしくプッシュします。ゆっくり・じんわりがポイント。

 

 

●こめかみを引っ張りながらつまむ
ネコ目になるように、こめかみを外に向けて軽く引っ張りながらつまみます。目の疲れ以外にも、肝臓活性にも効果アリ。

 

 

●眉頭から眉尻をマッサージ
親指と人差し指で眉頭から眉尻に向かって、持ち上げるようなイメージでつまみ、小刻みに眉をはさみます。目がぱっちり&疲れ目もすっきり。

 

 

【顔がどんよりくすんでいる時】
●耳をつまんでリンパ流し
両手を返し、親指を耳の中に入れる要領で耳を放したり引っ張ったりします。首のリンパが流れて、顔のくすみも解消。

 

 

パンスモン・マッサージいかがでしたか? 透明感に溢れ、ハリのある若々しい肌は、世界中の女性共通の憧れ。セルフで行うことに加え、セラピストによる施術でさらに美しく肌は輝き出します。

フランスの女性にとって、ホームドクターのように自分の美を委ねられる、そしてさらなる美へと導いてくれるセラピストはなくてはならない存在です。日本では、まだエステはスペシャルケアとして捉えている方も多いかもしれませんが、より美を追求するための一歩としてその扉を開けてみるのも素敵なことだと思います。


<プロフィール>Hanaë(米山華枝)さん

フランス・パリにてエステの国家資格を取得し、有名エステサロンにて多くの顧客に愛されるエステティシャンとして活躍。2008年に帰国、サロンオーナーとして、またSpaアドバイザーやクリエイターとして活躍後、2016年 再びパリへ移住。現在はゴッドハンドセラピストとしてヨーロッパを中心に活動している。

 

 

 


Text:Miki Umezu