Skincare & Bodycare スキンケア・ボディケア

美肌ホルモンは加齢で減少!キレイを育むホルモンアップ習慣

2017.05.16

エストロゲン=「美肌ホルモン」の働きとは?

卵巣から分泌される女性ホルモンには、「プロゲステロン」と「エストロゲン」があります。前者が妊娠を助けるものであるのに対し、後者の役割は、ずばり女性らしさを作ること。つまり、エストロゲンと上手に付き合うことができれば、女性らしさも高まるということ!

そこで、通称「美肌ホルモン」ともいわれるエストロゲンとの上手な付き合い方を、女性の身体の仕組みに詳しいウエルネスライフ研究所の神藤多喜子さんに伺います。

「エストロゲンには、たとえばこんな働きがあります」(神藤さん)。

【肌】コラーゲンの生成を促して、ハリのある肌を育む
【髪】コラーゲンを増やし、髪の健やかな成長を促す
【脳】脳の働きを活性化させる
【バスト】皮下脂肪を増やして、丸みのあるきれいなバストを育む
【心】自律神経のバランスを整えて、心を穏やかにする

こんなに素晴らしい作用があるなら、どんどん分泌してほしいですよね。

 

 

エストロゲンの分泌量は、30歳をピークに減少する

ハリのある肌を育み、ツヤのある髪に導き、さらにバストアップまでサポートしてくれるエストロゲン。たっぷり分泌させたいところですが、残念ながら一筋縄ではいかないようです。

「エストロゲンは思春期から28歳ごろまで増え続け、30歳前後をピークに減少が始まります。そして40歳を過ぎると分泌量がどんどん減っていき、閉経を迎えるとゼロになります。また、喫煙やストレス、偏食、夜更かし、水分不足、冷えなども分泌量を減らす原因になります」(神藤さん)。

 

 

今日からできる「エストロゲン」アップ習慣

加齢とともに減少していくエストロゲンですが、なんとか分泌量を増やす方法はないのでしょうか?

「ホルモンの分泌は体の中で起こることなので、やっぱり食習慣と生活習慣を意識することが大事。オススメのエストロゲンアップ習慣をお教えしますね」(神藤さん)。


【食習慣】
①大豆などの豆類を毎日バラエティ豊かに摂り入れる。
②ビタミンE(アーモンドやアボガド、カボチャ、大根葉)やビタミンB6(バナナ、ピスタチオ、酒粕、にんにく)の多いものを積極的に摂る。
③デーツや干しブドウ、プルーン、ナッツ類等、鉄分、カルシウム、ミネラルの多いものをおやつ替わりに摂る。
④朝は体を温めて血流を促し、良質のアミノ酸やポリフェノールをたっぷり摂る。みそ汁がオススメ!
⑤昼食をしっかり摂り(たんぱく質や炭水化物、ビタミン、ミネラル、植物繊維などまんべんなく)、夕食は軽めに。寝る前はやや空腹にして、良質な睡眠がとれるようにする。
⑥冷たい飲み物や食べ物、砂糖類をなるべく控える。白湯がオススメ。
⑦質の良い油分(オメガ3)を摂り、動物性の脂肪分をなるべく控える。
⑧空腹感を感じてから食事をとり、よく噛んで、腹八分にする。


【生活習慣】
①朝、ベッドの中でゆっくり深呼吸をする。
②朝、シャワーを浴びて身体を目覚めさせ、循環を促す。
③夜は湯船につかり、身体を温めて、質の良い睡眠をとる。
④首、手首、足首を温める。腹巻きで下腹部の冷えを防ぐのも◎。
⑤スクワットやウォーキングで下半身の筋肉を鍛え、血流を促す。
⑥耳のマッサージを行って、肌や髪に栄養が行き渡りやすくする。耳たぶや耳全体をモミモミ→耳のつけ根を2本の指ではさんで上下にさする→耳全体が柔らかくなったら軽く引っ張る。

さらに、「垂れたバスト」が特に気になる人のために、神藤さんが考案した「おっぱい体操」も教わりました。


【おっぱい体操/おっぱいゆらし】

①左のおっぱいを右手のひらにのせ、左斜め上に持ち上げる。
②持ち上げた位置から鎖骨の中心に向かって、弾ませるように斜め上にゆらす。10~15回。
③右のおっぱいも同様に行う。10~15回。

「おっぱい体操は、全身の骨格や筋肉、リンパの流れなども考慮して作られています。だから、バストの形を整えるだけではなく、体全体の調子がよくなる効果も期待できますよ」(神藤さん)。

加齢とともにエストロゲンの分泌量が減少するのは残念ですが、食や生活習慣を見直すことで分泌をサポートすることは可能です。スキンケアで肌の外側からアプローチするのはもちろん、女性にうれしいホルモンを意識することで、もっともっとキレイを叶えましょう。

 

 

<取材協力>神藤多喜子さん
おっぱい体操考案者。産婦人科小児科病棟の婦長を務めた後、助産出張開業を経て、ウェルネスライフ研究所を開設。授乳時、授乳後にバストで悩む約2万人の女性たちに触れてきた経験を生かし、バストから女性を幸せにしていく活動に取り組んでいる。

 

http://www.wellnesslife.sakura.ne.jp/