Skincare & Bodycare スキンケア・ボディケア

真夏のうるおい美肌のために!今こそ復習したい「大人の洗顔習慣」

2017.07.18

強い紫外線や、大量に分泌される皮脂、エアコンによる隠れ乾燥など、夏は肌の調子が乱れがち。そこで今回は、美肌を育む基本である「洗顔」に着目。米肌 ビューティプロデューサー・宇都宮己良子さんに、正しい洗顔について聞きました。

 

 

肌がベタつきがちな夏、洗顔で気をつけることはありますか?

Q.ベタつくのが嫌で、朝も夜も、たっぷりの泡で洗顔をしています。でも、洗いすぎるのもよくないと聞くので心配です。夏の洗顔で、気をつけることはありますか?

A. 汚れを取りつつも、必要な皮脂まで取り過ぎないように気をつけて。

夏は、汗と皮脂が活発に分泌され、空気中のホコリも付着しやすくなります。そのため、いつも以上に、念入りに洗顔をしている方もいるかもしれません。しかし、相談者の方が心配されているように、洗いすぎることは肌にとって好ましくありません。

そもそも、洗顔をする行為が、皮膚を若干乾燥に傾けることにつながります。しかし、皮膚を保護するために分泌される皮脂が過剰に分泌されると汚れになりますし、それが皮膚表面に残っていると空気に触れて酸化するので、肌トラブルの原因に繋がります。したがって洗顔料を選ぶ大切なポイントは、汚れは取れているが必要な皮脂まで取り過ぎていないかどうか。その見極め方は、洗顔後に「肌がつっぱっていないかどうか」です。それが、「洗いすぎ」を防ぐ目安です。

洗顔料はうるおいを与えるものではありませんが、洗顔中に保湿成分に守られながら洗顔することは大切です。ですので、保湿効果にもこだわっている洗顔料を使うといいですね。

洗顔料の、理想的な泡立て方とは?

Q. 洗顔料を、よく泡立てないまま使っています。同じ洗顔料でも、泡立てるのと泡立てないのでは、効果に違いはあるのですか? 泡立てることによるメリットを教えてください。

A:泡立てることで、よりきれいに汚れが取れます。また、肌の負担を軽減しながら洗顔できます。

洗顔料を泡立てることには、大きなメリットが2つあります。1つ目はより汚れがきちんと取れることです。肌の汚れは、洗顔料の洗浄成分と泡によって取り除かれます。泡の側面で皮膚に付着した汚れをキャッチして包みこみ、汚れを含んだまま洗い流されます。ですから、泡の量が多いほど、汚れに接触する回数が多くなるので、汚れをスムーズに落とすことができます。

2つ目は、肌への負担を軽減することです。少ない泡でゴシゴシこするように洗顔していると、摩擦によりシミなどができる恐れがあります。しかし、洗顔料を十分に泡立てることで、洗顔料と皮膚との間にクッションの効果が得られるので、肌をやさしくいたわりながら洗い上げることができます。

 

 

黒ずみ、ざらつき......、毛穴は洗顔でケアできる?

Q. 特に夏は、肌のざらつき・毛穴の黒ずみを感じることが多いです。ざらつきや毛穴の黒ずみをケアするための、洗い方のコツなどはありますか?

A. こすらないで、やさしく洗うことが大前提。ざらつきが気になる部分のみ、少しだけ強めに洗顔しましょう。

肌の角層はとても薄くデリケートなので、やさしく洗うことが基本です。指先の腹を使って、内側から外側へくるくる回すように泡を転がすように洗うのがポイントです。

もし、毛穴に詰まった角栓やざらつきが気になるところがあれば、少しだけ力を入れて(指先を内側から外側へくるくる回す力を、若干強める程度)洗うと、汚れが取れやすくなります。

『米肌』から6月に発売された『肌潤洗顔クリーム』は、泡立ちが良く、肌へ負担をかけずに毛穴の汚れやくすみを取り去りながら、洗い上がりのしっとりする感触が続く処方となっています。ただし、力の入れすぎには注意し、くれぐれも"こする"という行為はやめるようにしましょう。

 

 

紫外線の影響を受けた肌、その後の洗顔で注意すべきこととは?

Q. 夏の強い紫外線で、肌が敏感になる時があります。日差しを浴びた後に洗顔をするときには、どのようなことを注意するとよいですか?

A. ゆるい泡で、刺激を最小限に抑えるのがポイント!

洗顔料は、しっかり泡立てたほうがよいといわれていますよね。それは先ほどお話させていただきましたが、泡も汚れを取ることにしっかり貢献しているからです。そのため、敏感肌に傾いているときや乾燥を感じるときは、基本の泡の量を使って洗顔すると汚れを取り過ぎてしまう可能性があります。

肌が敏感になっているときにおすすめの洗い方は、洗顔料をいつもより多めの水で泡立てて、大きなゆるい泡で洗うこと。洗顔料の洗浄成分の濃度を薄くし、泡の側面で汚れをキャッチする回数を減らすということですね。そうすることで、取りたい汚れを取りながら、必要な皮脂は取り過ぎずに洗顔できます。洗顔による乾燥を防ぐことができますよ。

ただし、泡がゆるすぎると、汚れが取りきれなかったり、指先が皮膚表面に触れてしまい、肌への刺激になってしまいます。指先が肌に触れるほど水っぽい泡にならないように、気をつけてくださいね。

皮膚表面や、毛穴の奥に汚れが残っている状態では、たとえ、その後に最新のアイテムを使って肌にうるおいを与えても、効果が半減してしまいます。まずは、一日のメイクや汚れを、正しい方法で落としてクリアな状態に保っておくことが、美肌の第一歩ですよ。

 

 

Text: Yuki Ishihara