Skincare & Bodycare スキンケア・ボディケア

目指すは絹のようになめらかなつるんと美肌!「毛穴縮小計画」

2017.08.11

夏の肌は、汗や皮脂が大量に分泌されるため、しっとりしているように感じますが、実は、乾燥が原因で目立つ「乾燥毛穴」が起きている可能性も。この時季にこそ実践したい乾燥毛穴ケア、必見です。

 

 

夏でも毛穴が目立つ理由

湿度が高く、汗も皮脂も多め。とはいえ、本当にその肌はうるおいで満たされ、皮脂分泌も過剰にならず、ベストなコンディションなのでしょうか? 「乾燥を感じないからお手入れはそこそこ」のままでは、秋になった時に角層肥厚でごわついたり、毛穴の開きやキメの荒さが急に目立ち始めたりすることも。

米肌 ビューティープロデューサー・宇都宮己良子さんによると、毛穴が目立つ原因は、肌が乾燥していること可能性も大きいそうです。
なぜ夏の肌は、うるおっていると勘違いしてしまうのでしょう? それは「汗」を多量にかくことに関係があります。角層にある保湿成分は水溶性のうるおい成分で、汗も水溶性。そのため、汗をたくさんかくと、汗の水分で保湿成分が一緒に流されてしまうのです。汗をかいたあとは、肌がガサガザしているように感じませんか? 汗をかくと、皮膚表面が濡れているだけで、角層内はすでに乾燥に傾いています。皮膚表面がベタベタしているのは、うるおいではなく皮脂だけがそこに残っているから。水分不足の肌はキメが乱れて、毛穴が目立ちます。

左/キメが整って透明感が宿る、毛穴の引き締まった肌。右/うるおい不足が進むと、キメの乱れや頬の毛穴開きによって顔に「影」ができ、いきいきとした印象が薄れ、ぼんやりと暗く老けた印象に。 ※実際に検証したデータをもとに得られた結果をベースに、画像処理して作成した画像です。(画像提供:コーセープロビジョン)

 

 

夏の紫外線は、毛穴環境にも大ダメージ

紫外線も毛穴の目立つ大きな原因になります。紫外線を浴びると皮膚は、紫外線ダメージを避けるためどんどん角層細胞を作って肥厚して、皮膚を守ろうとします。肥厚した角層細胞は、剥がれ落ちにくくなり、そのまま毛穴に落ち込み角栓となるため、毛穴の目立ちにつながります。そんな紫外線の影響から毛穴環境に大ダメージを与えないために、紫外線防止効果の高い日やけ止めを使って、角層肥厚させにくいケアをすることが重要です。
また、肥厚してしまった角層細胞が自然とアカとして剥離するためには、充分な水分が必要で、そのためには充分な保湿ケアが必要なのです。

紫外線防止効果を表す数値には、SPFとPA値があります。SPFはUV-Bを防止する程度を表しますがPA値も気にとめましょう。真皮まで届き、皮膚のハリ・弾力を司るコラーゲンやエラスチンを変性させたり、切ったりするUVAをカットする数値目安がPAです。コラーゲンやエラスチンが変性したり、切れたりすることで表皮を支えられなくなると、たるみ毛穴の原因となります。このように、夏の紫外線は乾燥にもとづく毛穴トラブルを悪化させる厄介な存在なのです。

 

 

あなたの肌は当てはまる?乾燥毛穴のサインに気づくセルフチェック法

夏が過ぎて、肌はゴワゴワ、毛穴が開いてザラッ。そのダメージの大きさに後々気づくのでは、悲しすぎます。そこで、毎日の生活の中で気づける乾燥毛穴のサインをチェックしてみて。おやっ、と感じたら、乾燥毛穴ケアの始め時です。

【スキンケア中】
□保湿をしているのに、十分うるおった感じがしない

【メイク中】
□ベースメイクがつきにくい
□ベースメイクが浮いてみえる

【日中】
□メイクが崩れやすい

朝、スキンケア化粧品をひと通り使用したあとでも、うるおった感じがしない場合や肌のもっちり感が得られない場合は、キメが乱れたことで毛穴の開きが目立っているせいかもしれません。

水分不足になるとキメは乱れるとお話しましたが、このときの皮膚表面はなめらかさがなくなり凸凹した状態なので、ベースメイクが平らにつかずムラになりやすいのです。また、水分不足の肌表面はバサバサしてしまいます。油分のみ過剰分泌されている水分不足の肌(混合肌、インナードライ肌)の場合も、同様にバサバサします。ベースメイクを重ねても滑りやすく均一につけることが非常に難しくなり、肌色が均一に仕上がりにくく浮いて見えます。

日中のメイク崩れも、実は、うるおい不足を補おうため、過剰に皮脂分泌されたことが原因です。皮膚が過剰に皮脂を分泌するのも、肌が出している水分不足のサインであることが多いのです。

夏の乾燥毛穴対策に取り入れたいオススメのお手入れ法

1.クレンジングと洗顔でしっかり汚れを落とす。

皮脂の分泌が活発になる夏場は、毛穴に皮脂が詰まりやすくなります。日中、皮膚を守っていたベースメイクや強力な日やけ止めも、夜になれば肌にとっては負担になるだけ。クレンジングでしっかり落としましょう。

クレンジングのタイプはいくつもあり、それぞれメリットが違いますが、「毛穴の汚れをしっかり取る」という点を考えると、洗浄力の高い「オイルタイプ」と「クリームタイプ」がおすすめです。「澄肌クレンジングオイル」もしくは、「肌潤クレンジングクリーム」で、汚れをきちんと洗い流しましょう。

きめ細かく泡立て、レモン大ほどの泡が全顔分の適量です。

2.しっかり泡立てて洗顔、細部もきちんと意識して洗う。

毛穴が気になる肌には「肌潤石鹸」がおすすめ。4本の指を揃え、泡を肌の上で軽く滑らせるように広い面(頬、ひたい)は顔の内側から外側へらせんを描きながら洗います。口や目の周り、小鼻の脇などの細部も、中指と薬指を使って小さならせんを描くように滑らせ、きちんと丁寧に洗います。洗い残しのないよう、すすぎもしっかり。

 

 

コットンの裏までひたひたに透ける、500円玉大程度が化粧水の使用量目安。

3.化粧水をたっぷりつける。

水分を十分に補給することで、キメが整い乾燥毛穴が目立たなくなります。「肌潤化粧水」をたっぷりとコットンに含ませ、優しくパッティングして化粧水を与えましょう。

 

 

乱れたキメにしっかり密着するように、クリームを入れ込むように優しくハンドプレス。

4. しっかりクリームでフタをする

クリームをつけた後は、キメに密着させるようにハンドプレスしましょう。ベタつきが苦手な場合は、軽いテクスチャーのジェルクリームを使ったり、クリームの量で調節を。さっぱり感がある「肌潤ジェルクリーム」は夏のスキンケアにぴったりです。

 

 

冬に意識しがちな乾燥ケア。夏はしっかり汚れを落として、たっぷり化粧水、最後に軽めのクリームでフタ、うるおいケアをしっかり定番化させましょう。

Text:Yuka Hanyuda