Skincare & Bodycare スキンケア・ボディケア

実は1年で最もむくみやすい!?気づきにくい「秋むくみ」をケア

2017.10.03

秋は溜め込んでいた夏のダメージが身体に「むくみ」という症状として現れてくるときです。All Aboutのダイエット・ボディケアガイドを務める和田清香さんに「秋むくみ」のケア方法を伺いました。

 

 

「むくみ」を放っておくと、ヤセにくい身体になるかも!

「むくみを放置していると、太りやすくなったり、脂肪細胞が肥大化して、硬くボコボコしたセルライトができやすくなったりする恐れがあります。また、顔の老廃物も排出しにくくなるため、細胞の機能が低下して、くすみやエイジングサインが出やすくなります」と、和田さんは言います。

そもそも、むくみとは細胞間に余分な水分が溜まった状態のこと。通常、心臓から送り出された血液は、酸素や栄養分を全身の細胞に運びます。そして、細胞が排出した二酸化炭素や余分な水分、老廃物を回収しながら静脈やリンパ管を通って心臓に戻ってきます。ところが、血液やリンパのめぐりが悪いと、スムーズに余分な水分や老廃物を回収できず、むくみが起こります。

むくみの原因である血液・リンパのめぐりが悪化した状態を放置すると、ますますむくみやすい体質になり、つらい冷え性や身体の代謝が落ちて太りやすくなる原因になってしまいます。

「むくみは、水分をたくさん摂る夏に起こりやすいイメージがあるかもしれません。でも、実は秋にこそ起こりやすいので注意が必要です」と和田さんは言います。
なぜ、秋にむくみが起こりやすいのでしょうか?

 

 

秋にボディが「むくみ」やすくなるのはなぜ?

和田さんによると、秋にむくみやすくなる原因は、大きく5つあるそう。

1:冷たい食べ物や飲み物を摂りすぎてしまう
真夏は冷たい飲み物や食べ物を食べる機会が増えます。10月ごろまでは暑さが少し残っていることもあるので、その感覚のまま、冷たい物を摂っている人が多いようです。その結果、身体が冷えて血流が悪くなり、むくみやすくなってしまいます。

2:足元が冷えている
真夏のファッションの延長で、サンダルなど素足で過ごしていると足元が冷えてむくみやすくなり、老廃物が溜まりやすい状態になってしまいます。

3:シャワーだけで湯船につからない
夏場はシャワーだけですませてしまう人が多く、秋になってもその習慣が続く傾向があります。

4:一日の気温差が大きく、身体が冷える
秋は一日の中での気温差が大きくなる時期。一日で10℃以上の気温差ができることもあります。昼間は暑くて水分をたくさん摂りがちですが、夜になると身体が冷えて血流が悪くなると摂りすぎた水分が排出できない状態になり、むくみが生じてしまいます。

5:食欲の秋で食べ過ぎてしまう&秋の夜長で夜更かしになる
秋は「食欲の秋」とも言われるように美味しい食べ物が豊富な時期。食べ過ぎて栄養バランスが乱れるとむくみやすくなります。また、「秋の夜長」とも言われるように、つい夜更かしをして睡眠不足になり自律神経のバランスを崩してむくみの原因になります。


つまり、秋は、夏と同じように過ごすことで身体が冷えやすいうえに、寒暖の激しさや、旺盛な食欲、夜更かしなどの季節的な問題が絡まり合う、「むくみスパイラル」に襲われる時期なのです。
老廃物を溜め込んだ残念ボディにならないためにも、今すぐ簡単にできるむくみケアのマッサージと、むくみにくい身体をつくる生活習慣を和田さんに教わります。

職場でもできるツボ押し&温め術で、むくみをケア

<脚のむくみに効くツボ押し>
椅子に座りながら、こまめに行うと効果的です。

「承筋(しょうきん)」...足首から、ふくらはぎの一番高い部分にある「承筋」というツボまでを揉みほぐしましょう。脚全体が温かくなるまで行うのがポイント。ふくらはぎの筋肉は下半身の血液を心臓へ送り返すポンプの役割を果たします。

 

 

「足三里(あしさんり)」...膝下のすねの少し外側にあるツボです。指を4本そろえて、人差し指をひざの下に当てたとき、小指が当たるところにあります。指先で強くすり込むように押しましょう。消化と排泄をコントロールする働きがあります。

「三陰交(さんいんこう)」...足の内側のくるぶしから指4本分上、すね骨のすぐ後ろにあるツボ。指を当てて押すようにマッサージしましょう。自律神経を整えて血行を促します。

上記のツボのほかに、脚の付け根には太いリンパ節があるので親指で押したり、あまり筋肉を使わない太もも裏を押しながらマッサージすると、めぐりがよくなりむくみが軽減します。

 

 

<身体を効果的に温める方法>
「むくみを防ぐには、身体を温めることが大切です!」と和田さんは言います。

そのためには、生姜を積極的に摂るのがおすすめだそう。すりおろしてお湯、紅茶、甘酒、お味噌汁に入れると、食べやすく、そして効率よく摂取できますね。

その他、秋の食材であるしいたけ、れんこん、里芋は、利尿作用があるカリウムが豊富に含まれているので、メニューに積極的に取り入れると良いそうです。

また、湯船に浸かることも、むくみ解消の大きなポイント。

「湯船に浸かることで、水圧によるマッサージ効果、体温が上がることで筋肉の活動が活発になる代謝アップ効果が期待でき、むくみ解消につながります。さらに、汗も出やすくなるので、余分な水分の排出にも効果的です。38~40度くらいのお湯に15〜20分ほど、身体の芯が温まるまで浸かりましょう。発汗作用の高い入浴剤や好みの香りの入浴剤を活用するのもおすすめです」(和田さん)。

All Aboutダイエット・ボディケアガイド 和田清香さん

これまでに体験したダイエットの数は約350種類。様々な失敗や健康的に15kgやせた体験を活かし「ダイエットエキスパート」としての活動を始める。健康美に効果のある食事、運動、生活習慣などに精通し、TV、雑誌、WEBでの連載の他、講演やセミナーの講師も多く務める。「レギンス入浴」をはじめ、健康美関連商品の開発を手掛け、メディアで提唱するなど、健康美を目的とした食生活・運動・生活習慣の側面からトータルなダイエットを提案するなど幅広く活躍中。

http://ameblo.jp/tb-express/

Text:Yukari Shirai