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40代でガクッと感じる老けサイン、その原因は「更年期」かも!?

2017.10.10

更年期になると心身に様々な影響が出ることは知られていますが、それが肌にも及ぶことをご存知でしょうか? 「更年期」と「肌」を結びつけて考えれば、肌に本当に必要なことが見えてきます。正しいお手入れで、うるおう肌を目指しましょう。

 

 

最近、こんな変化を感じていませんか?

40代になると、「30代の頃とは、なにか違う」と感じている方も多いのではないでしょうか。たとえば、こんな変化が身体に起きていませんか?

・なんとなく身体がだるい
・手足が冷えやすい
・寝つきが悪い
・暑くないのに汗が出る
・ちょっとしたことでイライラする
・やる気が出ない


実は、これらはすべて更年期に現れると言われている症状です。
更年期というのは、閉経をはさんだ前後10年のことを言い、一般的には45~55歳頃を指します。

更年期を迎えるとホルモンバランスが変化するため、心身に影響が及びます。そして、実は肌の変化を感じる人も多いと言います。なぜ、更年期になると肌にまで影響が出てしまうのでしょうか? 更年期と肌の関係を紐解きながら、肌との向き合い方を考えます。

 

 

更年期は、肌トラブルが起こりやすい悪循環にある

「更年期になると、しわやたるみ、くま、色ムラなどが目立つようになります。これは女性ホルモンのひとつである"エストロゲン"の減少が原因だといわれています」と、米肌ビューティプロデューサーの宇都宮己良子さんは言います。

「エストロゲン」というのは、卵胞の成熟を促したり子宮内膜を厚くしたりする、妊娠・出産に欠かせないホルモンのことで、美肌作用もあるといわれています。しかし、更年期になると、エストロゲンの量が減少します。

さらに、「更年期の時期は、水分量、皮脂量、セラミド量も減少するので、肌が乾燥しやすくなります」と宇都宮さん。

つまり、更年期の肌は、エストロゲンの美肌作用を受けにくくなることに加え、水分量・皮脂量・セラミド量が減少するため、肌トラブルを起こしやすい状態にあるのです。

更年期に心がけたい美肌習慣

それでは、更年期の肌にはどのようなお手入れが必要なのでしょうか?

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水分保持能を改善する「ライスパワーNo.11」をはじめ、大人の肌悩みにアプローチをする米ぬか、大豆発酵液などを配合したエイジングケアクリーム。しっとりするのにベタついかない、なめらかなテクスチャー。

「今まで以上に、保湿力の高い化粧水を使ったり、セラミドを増やすことで水分保持能を改善できる化粧品を使ったりするのがおすすめです。さらに、エモリエント成分が多く配合されているクリームなども合わせて使うと、減少した皮脂を補うことができますよ」(宇都宮さん)。

また、「今までのスキンケアを見直すことも大切ですが、質のよい睡眠を心掛けることも大事」と宇都宮さんは言います。

 

 

<質のよい睡眠をとる方法>
就寝の1時間前を目安に、ぬるま湯につかるのがおすすめ。15~20分間、ゆっくりつかることで副交感神経が優位になり、体がリラックスモードになります。心臓が弱い方は半身浴にしましょう。入浴時には水分が奪われるので、入浴前後にコップ1杯の常温の水を飲むことも大切です。

「良質な睡眠が、肌や身体に必要なのはどの年代でも同じです。更年期を迎えた女性はもちろん、肌の調子が気になる若い方にも、ぜひ心掛けていただきたいです」(宇都宮さん)。

前向きにとらえて、心も肌も晴れやかに!

更年期になると、身体や心のほか、肌の調子まで今までと変わってしまうため、自分が自分ではないような気がして、落ち込んでしまいますよね。そういうときは、「当たり前なんだ」と受け止めることが大切かもしれません。

しかし、症状が出ているときは本当に苦しいもの。たとえばホットフラッシュが頻繁にあるのなら、いつもウエットティッシュや汗拭きシートを持ち歩くなど、いくつか対処方法を考えておくと、比較的ラクに過ごせるのではないでしょうか。

ただし、症状がひどい場合は、無理せずに病院を受診することも大切です。必要なのは、単に身体の変化を嘆くのではなく、向き合って、受け止めて、自分なりにきちんと対処すること。そうやって前向きにとらえることで、心も肌も晴れやかな状態を保ちたいですね。
参照: All About「更年期障害の主な症状・原因」
参考文献:『365日のスキンケア』(慶田朋子著/池田書店)