Skincare & Bodycare スキンケア・ボディケア

手抜きではないけど美肌が叶う!大人のための「丁寧な時短ケア」

2017.12.05

小ジワや毛穴、くすみ、乾燥など、加齢とともに肌の悩みは増えるばかり。何かと忙しい年末年始は、悩み別にお手入れをする余裕もありません。そこで、この時期におすすめのお手入れを、米肌ビューティープロデューサーの宇都宮己良子さんに教わります。

「時短ケア=手抜きケア」ではない

クリスマスや忘年会、大掃除などが続く今の時期は、何かと忙しいもの。そのため「スキンケアはなるべく時短で済ませたい」と思う方が多いのではないでしょうか。

でも、時短で済ませたい一方、「本当は丁寧にお手入れをしたい......」という思いも抱えているのが女ゴコロというもの。

そんな、悩ましい大人の女性に向けて宇都宮さんはこう言います。

「『スキンケアを丁寧に行う』とは『時間をかけること』と必ずしもイコールではありません。丁寧なお手入れというのは、『肌と向き合って、適宜対処する』ということです。使用するアイテムの目的をきちんと果たせるように、動作をやさしく行う、細部まで気をつけて状態を確認する、摩擦を避ける......など、ポイントを押さえることが大事です。そうやって肌を大切に扱うことこそが、丁寧なスキンケアと言えるのではないでしょうか」(宇都宮さん)。

丁寧なスキンケアは、費やす時間の量ではなく、肌と真摯に向き合う気持ちによって支えられているんですね。
それなら、忙しい大人の女性たちも、ジレンマに悩まされることなく実践できそうです。
さっそく、宇都宮さんに「丁寧な時短ケア」について伺います!

小ジワ、毛穴、くすみ、乾燥は、同じアプローチでケアできる!

小ジワや毛穴、くすみ、乾燥など、大人はさまざまな肌トラブルに悩まされています。ひとつずつ対応策を伺おうとしたところ、宇都宮さんから意外なお話が!

「小ジワ、毛穴、くすみ、乾燥の原因は、実はすべて同じです。それはバリア機能の低下にあります」(宇都宮さん)。

宇都宮さんによると、バリア機能(皮膚を守るためにバリアする機能)は「うるおい成分」によって保たれており、その要となるのが「セラミド」という成分なのだそう。
セラミドは、うるおい成分であると同時に、化粧水などで与えたうるおいをキープする力(水分保持能)があるため、しっとりうるおった肌を保つためには、欠かせない成分なのだとか。

「セラミドが少ない肌では、どんなにうるおいを補給しても肌の中に留めることができず、時間とともに肌が乾いてしまいます」(宇都宮さん)。

セラミドが少なく乾燥した肌は、ターンオーバー(肌の生まれ変わりのサイクル)が乱れるため、本来は古くなると自然にアカとなって剥がれ落ちるはずの角質細胞が積み上がり、さまざまな肌トラブルを招くそう。

 

 

【毛穴のトラブル】
角質細胞が積み上がる
 ↓
毛穴周りの角質細胞も積み上がる
 ↓
そのまま毛穴の中へ入り込む(=角栓)

 

 

【くすみのトラブル】
角質細胞が積み上がる
 ↓
皮膚表面に凹凸ができる
 ↓
凹凸が光の透過の障害物になる
 ↓
透過率が下がり、透明感が損なわれる。
また、反射の仕方も乱反射になるので輝きもなくなる。

他にも、肌の表面がガサガサする「乾燥」や、乾燥による「小ジワ」など、バリア機能の低下によって、多くの肌トラブルが引き起こされます。
したがって、諸悪の根源である「バリア機能の低下」を防ぐことが、結果的にはお手入れ時間を減らし、しっとりハリのある肌を育むことにつながるのです。

 

 

うるおいを蓄える土台を作って、丁寧な時短ケアを!

バリア機能の低下を防ぐために、保湿効果の高い化粧品を使っても、大人の肌はうるおいを留めておく力自体も落ちているため、効果が出にくくなっているそう。

「水分保持能を高める効果のあるアイテムを使ったお手入れで、慢性的な乾燥状態をストップさせることが美肌への近道です。一度基本量を顔全体につけてから、浸透するのを待って、まだ乾燥を感じるところがあればその部分には重ねづけをするなどの配慮も大切です」(宇都宮さん)。


STEP1
手のひらに2プッシュ分とり、顔全体にムラなくのばします。

 

 

STEP2
手のひらで顔全体を包みこんでハンドプレスします。

 

 

<おすすめのアイテム>
『肌潤改善エッセンス』 30ml 7000円(税抜)

セラミドを生み出し、肌の水分保持能を改善して、うるおいがわき上がる肌を作ります。数十種類のアミノ酸を含むライスパワーNo.11や、角層細胞の保湿力をサポートするビフィズス菌発酵エキスなど、肌を健やかに保つ成分をたっぷり配合。

 

 

マッサージなら否応なしに時間がかかりますが、これなら、たとえば、塗布する→着替える→肌の様子を見る→乾燥している部分にさらに塗布する......など、他のことをしながら適宜対応できるので、効率よく時間を使うことができそうですね。

スキンケアにかける時間にばかり気を取られるのではなく、「自分の肌と向き合う」。
この意識を持つことが「丁寧な時短ケア」につながり、健やかな肌を育むのではないでしょうか。