Skincare & Bodycare スキンケア・ボディケア

糖質制限やハードな運動は逆効果!?「元おデブ女医」が教えるR40ダイエット

2017.12.22
「今までと同じように生活しているのに太ってしまった」「すぐにリバウンドした」など、アラフォーになるとボディの悩みが増えるもの。今の状態に適した正しいダイエット法で、すっきりしなやかなボディを手に入れましょう。

1年間で15キロのダイエットに成功し、 肌年齢は22歳に!

画像提供:『39種類のダイエットに失敗した46歳のデブな女医はなぜ1年間で15kg痩せられたのか?』
日比野先生のbefre(左)、after(右)

「りんごダイエット」「サランラップダイエット」「糖質制限ダイエット」「一食置き換えダイエット」「スリミングコスメ」......。アラフォーなら思わず「懐かしい!」と言ってしまうダイエット法も多いですよね。実はこれらのダイエットは、TVでも活躍中の医師、日比野佐和子先生が、失敗してきたダイエット法の数々です。その数なんと39種類というから驚き!

「現在、46歳。162センチで52キロ。今が人生の中でベストスタイルです。でも、たった4年前は71キロの肥満体型。上記のダイエットも含めると、幼い頃から長い肥満人生で合計39種類ものダイエットに挑戦し、失敗し続けてきました。

こんな私ですが、42歳の時ついに1年間で15キロのダイエットに成功。健康的にやせたことで肌年齢は22歳、しかもいまだにリバウンドなしです!」(日比野先生)。

一般的にやせにくくなるといわれる「魔の30代後半から40代」。この世代でもキレイにやせられるポイントはたった2つ!それは、食事とストレッチだそう。先生が実際に体験した結果と、医学的な視点を合わせた「アラフォーがキレイにやせるポイント」をご紹介します。

 

 

糖質も炭水化物も摂ってOK!大切なのは「食材」と「食べ方」

20代とアラフォーでは、やはりダイエット法も変わってくるのでしょうか? ただやせるのではなく、キレイにやせる食生活について教えてください。

「アラフォー世代は加齢とともに代謝が下がっているので、身体に必要な栄養素をいきなり減らしてしまうのはNG。栄養がまわらなくなり肌はシワシワ、髪はパサパサで逆に老け込んでしまうことが多いです。若い頃とは違い、無理は禁物! だから、私は糖質も炭水化物もしっかり摂る、やせる食事ダイエットをおすすめしています」(日比野先生)。

「やせる食事」とは、なんとも魅力的なフレーズですが、一体何をどうやって食べればよいのでしょうか?

「答えは簡単。自炊をすること。私も忙しさにかまけ、冷凍食品や外食などに頼っていた時期もありますが、それでは絶対にやせません。やせる食事とは、『食材』と『食べ方』が重要です」(日比野先生)。

ルール1:食べてもやせる1日5食ダイエット
「食事は1日5回。朝・昼・夜の3食の間に2回、ナッツや玄米グラノーラなどの間食をはさみます。食事の間隔を3時間にすることで、血糖値をコントロールし、脂肪がつくのを抑える効果があります」(日比野先生)。

<日比野先生のある日のメニュー>
画像提供:『39種類のダイエットに失敗した46歳のデブな女医はなぜ1年間で15kg痩せられたのか?』
【7:00朝食】水耕栽培野菜たっぷりのサラダと目玉焼き。主食はグラノーラ。豆乳スムージーと一緒に。

 

 

画像提供:『39種類のダイエットに失敗した46歳のデブな女医はなぜ1年間で15kg痩せられたのか?』
【10:00間食】ミックスナッツ。30~40gを目安に。食べ過ぎないように注意。

 

 

画像提供:『39種類のダイエットに失敗した46歳のデブな女医はなぜ1年間で15kg痩せられたのか?』
【13:00昼食】カレーパウダーベースにスパイスをたっぷり混ぜたカレー。温泉卵で栄養素をプラス。

 

 

画像提供:『39種類のダイエットに失敗した46歳のデブな女医はなぜ1年間で15kg痩せられたのか?』
【16:00間食】腸内環境を整えるヨーグルトドリンク。コラーゲン入りのタイプ。

 

 

画像提供:『39種類のダイエットに失敗した46歳のデブな女医はなぜ1年間で15kg痩せられたのか?』
【19:00夕食】水耕栽培の「アメ玉レタス」を使ったサラダ。ゆで鶏肉も入れてたんぱく質も摂取。

 

 

ルール2:ホットヨーグルトで、やせスイッチをオン!
腸の温度は38度前後です。そしてやせ菌(バイオテロイデス)は温かい温度になると増えていくため、腸と同じぐらいの温度に温めたヨーグルトを食べると吸収率が高まります。600Wの電子レンジでラップをかけずに40秒程度温め、よくかき混ぜてから食べましょう。

ルール3:白い炭水化物は「茶色」に変える
白米や白いパン、麺類、白砂糖など白い食材は食後に血糖値を上げやすい高GI値食品。白米は玄米、白いパンや麺類は全粒粉、白砂糖はきび砂糖など低GI値食品に変えましょう。玄米は白米と比べ、水に長時間浸すなど少し手間がかかる印象ですよね。私のおすすめは、『ロウカット玄米』。玄米の栄養をそのままに、白米のように手軽に炊くことができます。

その他にも、脂肪や老廃物をため込む化学調味料や添加物を含む食材を一切やめる。脂肪燃焼効果のあるオメガ3の入ったエゴマ油やアマニ油を使う。40歳を超えると体内で作られる酵素が減少するため、生で食べられる酵素たっぷりの水耕栽培野菜を摂る......などちょっとしたコツで、やせ体質は作れるそう。気軽に始められること、これがダイエット成功の秘訣なのかもしれませんね。

ハードな運動は必要無し!「キレイやせ」のストレッチ

ダイエットは食事だけでなく、身体を動かすことも大切。でも分かっていても、仕事や生活で忙しく、なかなか運動できないのがアラフォーのお悩み。そんな運動嫌いの人に、嬉しいセオリーが!

「私は運動反対派。アラフォーが美しくやせるには、激しい運動はかえって逆効果になる恐れがあります。有酸素運動は活性酸素が増えて、肌の老化や振動により体型が崩れる原因になることも。しなやかでキレイな体型を作るなら、断然ストレッチ! 1日15分程度でピンポイントの場所を動かす簡単なものでOKです」(日比野先生)。

<やせ体質に変わる簡単ストレッチ>
画像提供:『39種類のダイエットに失敗した46歳のデブな女医はなぜ1年間で15kg痩せられたのか?』

1:まずは、右手を内側に寄せるようにあげましょう。左腕も同様に上げて、右手は少し下げるような気持ちで。鎖骨付近から脇の下、肩甲骨付近にある「褐色脂肪細胞」を動かすことで、やせやすい身体に。

 

 

画像提供:『39種類のダイエットに失敗した46歳のデブな女医はなぜ1年間で15kg痩せられたのか?』

2:横から見たところ。手を上げているときは、両膝を少し前に出してウエスト部分の筋肉が動くように意識します。

 

 

画像提供:『39種類のダイエットに失敗した46歳のデブな女医はなぜ1年間で15kg痩せられたのか?』

3:右手を後ろに大きく回して肩甲骨と脇の下を動かし、褐色脂肪細胞を刺激します。両膝を出してくびれを意識しながら、左手も同様に。

 

 

「ストレッチする際に気を付けてほしいのは、食後に行うこと。空腹の場合、血糖値が下がることで基礎代謝が落ちてしまい、脂肪をうまく燃焼できません。ただし、食後すぐの運動は消化不良の原因となるため、最低でも食後1時間はおいてから動くようにしてくださいね」(日比野)先生。

リバウンドを防ぐポイントは「脳をだますこと」

アラフォーにありがちなのが、せっかくやせたのに、すぐにリバウンドしてしまうこと。リバウンドせず、すっきりボディを保つためにはどうすればいいのでしょうか?

「ダイエットで一番大切なのは、無理をしないこと! 人間は無理をすると続かないし、ストレスを溜めてしまいます。このストレスが太る元凶。体重という数字に一喜一憂することもストレスにつながります。ストレスホルモンが増えると、代謝が悪くなり、どんどん脂肪をため込んで太りやすい体質に。

だから、私はこれを食べてはいけないと決めつけないようにしています。どうしてもチョコレートを食べたい時は、一口だけ食べる。そうすると脳が食べたことで満足して落ち着きます。脳をだます食べ方をしてみましょう」(日比野先生)。

ダイエットは体重に捉われず、健康的に楽しんで行うことが成功への近道。「やせたけど、老けたね」と言われない、女性らしいしなやかボディを目指しましょう!

<取材協力>y'sサイエンスクリニック広尾統括院長 日比野佐和子先生
最高医学責任者(Chief Medical Officer:CMO)、医学博士。大阪大学医学部大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学講座特任准教授。ルイ・パストゥール医学研究センター基礎研究部アンチエイジング医科学研究室室長。

 

 

 

<参照>『39種類のダイエットに失敗した46歳のデブな女医はなぜ1年間で15kg痩せられたのか?』
(税抜1300円)日比野佐和子/マガジンハウス

著者累計50万部突破! 数多くのテレビに登場しているアンチエイジングドクターの日比野佐和子先生の最新刊。リバウンドを繰り返してきた女医が辿り着いた究極のダイエットとは? 食事やストレッチなど、絶対にリバウンドしないダイエット法を分かりやすく解説。

 

 

 

Text:Miki Umezu