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姿勢がよくなる、美肌になれる!「朝ストレッチ」が美容に効く4つの理由

2018.04.10

ハードな運動は身体の酸化を招く恐れがありますが、ストレッチは、顔のくすみやボディのむくみを軽くするなど様々な美容効果が期待できます。しかも、夜ではなく、朝行うからこそ得られる「朝ストレッチ」のメリットをご紹介します。

 

 

冷え性やむくみ、コリで悩む人は筋トレよりもストレッチ!

「筋肉女子」などともいわれ、最近はハードに自分を追い込む筋トレをする女性が増えていますが、ストイックなものは苦手な人も多いはず。かといって、ボディラインや健康、美しさのために何か始めたいのなら、ストレッチがオススメです。「夜寝る前よりも朝行うほうがいい」とヨガインストラクター・エクササイズディレクターの森和世さん。朝ストレッチがもたらす美容効果を詳しく伺いました。

「運動が苦手な人、冷え性、低体温症などによる、むくみ、コリ、便秘、体調不良を感じやすい人に、ストレッチは向いています。性格がせっかちな人は、筋トレなどをするともっと短気になるともいわれているので、ストレッチでゆったりと身体を緩めてあげるのがいいですね」と森さん。決して無酸素運動の筋トレでなくとも、しなやかなボディラインは作れるそうです。

 

 

夜でなく「朝」だからこそ得られる4つの美容効果

夜、お風呂の後や就寝前などに行うことの多いストレッチですが、実は、夜ではなく朝に行うことで、4つのうれしい美容効果を望めるそうです。

1.セロトニンの分泌を促し、ダイエットの成功率がアップ
朝日を浴びると、ハッピーホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌量が増えます。気分を興奮させる神経伝達物質、ノルアドレナリンやドーパミンの大量分泌を抑えてくれるので、ストレスや不安、怒りなどをコントロールしやすくなります。ダイエット中のストレスを軽減できるので、ダイエットが成功しやすくなります。
セロトニンの分泌を促すポイントは、朝起きてすぐ、朝日を浴びながら、腹筋を使った意識的な呼吸&軽めの運動をすること。睡眠サイクルを整える働きもあるので、夜もぐっすり眠れますよ。

2.消費エネルギーを上げて脂肪燃焼効果をアップさせる
食事をすると「体温が上がったな」と思った経験は誰にでもあると思います。これは、吸収された栄養素が分解される際に一部が体熱となるからです。これは食事誘発性熱産生(DIT:Diet Induced Thermogenesis)と呼ばれる消費エネルギーによるもので、空腹時に軽く運動をすると上がります。夜、ストレッチをする場合は食後に行う人が多いと思いますが、脂肪燃焼効果を狙うなら、空腹時が正解。つまり、起きてすぐ、空腹状態でストレッチをゆったり行うことで、やせやすくなるのです。

3.朝起き抜けの1杯の水で腸を刺激して、便通をサポート
睡眠中はコップ1杯ほどの汗をかくので、起きたら水分補給が欠かせません。特に、朝はデトックスにもってこいの時間帯。起き抜けに水や白湯を飲んで腸を刺激しつつ、軽くストレッチを実践すれば、ぜん動運動(腸が内容物を押し出す力)も促されてお腹がスッキリ。また、朝の1杯目に飲む水や白湯にレモンをプラスすると、ビタミンCとカリウムをたっぷり摂取でき、免疫力がアップして風邪を引きにくくなります。ペクチン繊維が豊富なのでお腹が空きづらくなるほか、消化や利尿作用があるので、ダイエットに期待度大です。

4.集中力アップ&運動機能向上が期待できる
「脳幹網様体」(やる気スイッチのようなもの)が活性化すると、集中力や運動機能が向上すると考えられています。活性化させるポイントは、外部から刺激を与えること。たとえば、冷たい水で顔を洗う、軽くストレッチをする、手をぎゅっと握って開くなどの簡単なことでOK。朝ストレッチをして、やる気スイッチが目覚めれば、一日を有意義に過ごせそうですね。

美容スイッチをオン!「朝ストレッチ」の方法

朝起きて、食事の前に実践。毎日でもOKな、シンプルなストレッチを森さんに教えていただきました。無理のない範囲や回数で、朝日を浴びながら、ゆったりとした気持ちで行い、身体の美のスイッチをオンにしましょう。

<便秘や腰痛をケア!お尻や腰周りのストレッチ>

1.床に仰向けになり、膝を曲げ、肩・頭が浮かないところに手を置きます。そのまま太ももを引き寄せ、お腹を大きく動かすイメージで、深い呼吸を15回繰り返します。

効果:内臓活性化、便通サポート、腰痛ケア、お尻や太腿裏を伸ばして、股関節の可動域を広げて腰痛を防止
所要時間:約1分30秒
注意する点:肩が痛く膝の前に手を回すのがつらい場合は、膝の後ろにしましょう

 

 

<たまったストレスを解放!お腹を伸ばすストレッチ>

1.両手を肩の真下に置き、腰の下に膝を置きます。

 

 

2. そのままゆっくり手のひらを前に動かし、脇の下が伸びるところでおでこを床の方に向け、首の後ろを伸ばします。そのまま、呼吸をゆっくり10回ほど繰り返し、身体の側面を伸ばします。

 

 

3. さらに、胸、あごを床につけ、お尻から背中、脇の下を深く伸ばしながら、呼吸を10回ほど繰り返します。

効果:内臓活性化、便通サポート、ストレス緩和、背中の疲れケア
所要時間:約2分
注意する点:腰を痛めている、下痢しやすい人は無理のない範囲で

 

 

<デトックス効果大!ねじりストレッチ>

1.床に仰向けになり、右膝を曲げ左手を添えます。右手は肩の高さで右方向に伸ばし、手のひらを床につけます。そして息を吐きながら、右膝を左側へ倒し、ゆっくり顔を右側に倒し、30秒ほど呼吸を繰り返します。反対側も同様に動作しましょう。

効果:内臓活性化、便秘サポート、腰痛ケア、毒素排出、疲労感の緩和
所要時間:約1分30秒
注意する点:腰に負担のある人は、無理のない範囲で

 

 

<取材協力>森和世さん

アパレル商社退職後、単身カナダへ渡り、様々なエクササイズやヨガに出会ってエクササイズが生活の一部に。帰国後、10kg太った身体を半年で戻し、その時の経験を元に、綺麗に痩せるエクササイズを多数考案。現在、誰でも簡単・効果的に実践できるワークアウトコンテンツを多数提供するボディクエストに所属しながら、フリーのヨガインストラクター・エクササイズディレクターとしても活躍。All About「エクササイズ」ガイドも務める。

 

http://bodyquest.jp/

 

 

Text:Yuka Hanyuda