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夕方の「どんより顔」にサヨナラ!やってはいけない5つのNG習慣

2018.05.25

夕方、ショーウィンドウや車窓に映った自分の顔が「どんより」していて、ドキッとしたことはありませんか? 夕方の「どんより顔」に決別するために、今すぐやめたいNG習慣を米肌ビューティープロデューサーの宇都宮己良子さんに聞きました。

 

 

NG習慣1「メイクを落とさずに寝る」

●皮脂が酸化して「どんより」
疲れていたり、帰宅が遅くなったりすると、メイクを落とさずにそのまま寝てしまうことがありますよね。もちろん、メイクを落とさずに寝るのが肌に悪いことは、女性なら誰もが承知しています。でも、最近は肌にやさしいベースメイク料が増えているのも事実。「もしかしたら、そんなに影響はないのでは!?」と淡い期待を抱いたものの、宇都宮さんのジャッジは「NG!」。

「たしかに、最近のベースメイク料はクオリティが高く、そのまま肌につけていても酸化する油分は使われていないのが一般的です。でも、肌にのっている油分は、ベースメイク料によるものだけではなく、皮膚から分泌されたものもあります。つまり、ベースメイク料に配合されている油分が酸化しないとしても、皮膚から分泌された皮脂は酸化するのです。

メイクを落とさずに寝るということは、その酸化した皮脂が、たっぷり顔についたままになるということ。酸化した皮脂に触れた角層細胞もダメージを受けるので、炎症、ニキビ、シミ、シワなどの肌トラブルにつながります。また、皮膚の免疫機能を低下させることもわかっています」(宇都宮さん)。

 

 

NG習慣2「クレンジングシートを毎日使う」

●汚れと摩擦で「どんより」
疲れ果て、メイクを落とすのが面倒なときに便利なのがクレンジグシート。でも「毎日はおすすめできません」と宇都宮さん。

「シートタイプのクレンジング料は、たしかに便利です。上手に活用したいですよね。でも、常用はおすすめできません。洗浄力が低いため、カバー力の程度によって落とすべき汚れが落としきれずに肌荒れの原因となる可能性もあるからです(クレンジングのタイプにより、配合できる洗浄成分の幅が異なります) 。また、摩擦による負担もあります。常用するのではなくサブアイテムとして活用するのがおすすめです」(宇都宮さん)。

 

 

NG習慣3「ちゃちゃっとクレンジング、洗顔を済ます」

●クレンジングをしたつもりが「どんより」
「私はどんなに疲れていても、ちゃんと毎日メイクを落としているから大丈夫」と思っていませんか? 実はそこにも落とし穴があると宇都宮さんは言います。

「クレンジングはしているけれど、実は汚れをきちんと取れていない人が意外と多いんです。汚れをきちんと取るためには、汚れとしっかりなじませて、乳化させましょう。

クレンジングは、本来混ざり合わない『水』と『油』を、乳化剤(界面活性剤)と呼ばれる物質を加えて、混ぜることを可能にしています。この混ぜることを『乳化』と言います。乳化することで、メイクの油が水に混ざって流れ落ちていきます。クレンジングを使うとメイクの油は肌の水分と合わさって乳化(または乳化の準備段階の状態に変化)しますが、この時、テクスチャーが重くなったり、軽くなったりします。このテクスチャーの変化を感じたら、クレンジング終了の合図です。

これではじめて『汚れがきちんと取れた』という状態になります。乳化させるためには、きちんと汚れとなじませて、クレンジング終了の合図を感じてから、クレンジング料をオフしましょう。

また、ちゃんとクレンジングをしているつもりでも、顔のすみずみまでできていなかったりする人が多いように感じます。そうすると、細かい部分のベースメイクが取れきれていなくて、汚れが日々積み重なり、くすみに直結します。また、量が足りていない人も意外と多く、肌の摩擦にもつながりますし顔全体のベースメイクの汚れをしっかり取り込めません。きちんとクレンジングするためには基本量が必要です。

汚れがきちんと取れると、肌のツヤ、なめらかさ、メイクのりなど、全てが格段に良くなります。ご自身ができているかどうか、確認してくださいね!」(宇都宮さん)。

 

 

NG習慣4「湯船につからず、シャワーで済ます」

●身体が冷えたままで「どんより」
汗をさっぱり流すためには、シャワーが便利。湯船につかるより時短になりますし、気持ちがシャキッとするので夏バテ対策にも良さそうです。それでも「シャワーで済ますのはNGです」と宇都宮さん。

「湯船につからないと血行が促進されません。身体が冷えると腎臓に負担がかかり、副腎皮質の機能が乱れてホルモンバランスが崩れます。ホルモンの分泌が肌状態に大きな影響を与えることは、女性であれば生理があるので体感されていると思います。

また、ホルモンバランスは感情にも影響を与えるため、身体が冷えていると思考もネガティブになります。マイナス思考になったり、落ち込んだり、文句が多くなったり。自分が発したネガティブワードを一番聞いているのは自分自身。そんなときに、肌だけがイキイキとしているなんて、ないと思いませんか? 」 (宇都宮さん)。

 

 

NG習慣5「暑い日は冷たい飲み物がサイコー」

●内臓が冷えて「どんより」
暑さで身体がほてったとき、冷たい物を飲むと活力がよみがえる気がします。でも、内臓は冷えて、機能が低下し、血行不良などを起こす原因にもなるといわれています。先ほどのシャワー同様、身体を冷やすのはNGとのこと。

「湯船につからないと血行が促進されません。身体が冷えると腎臓に負担がかかり、副腎皮質の機能が乱れてホルモンバランスが崩れます。ホルモンの分泌が肌状態に大きな影響を与えることは、女性であれば生理があるので体感されていると思います。

「身体が冷えて血行不良 になると、ターンオーバーの乱れにもつながります。 ターンオーバーに必要な栄養と酸素は動脈から枝分かれしている毛細血管を通って運ばれ、そのあとに排出される老廃物や二酸化炭素は静脈から枝分かれしている毛細血管を通って回収されます(リンパ管は、静脈が運びきれなかった老廃物や余分な水分などを回収します)。冷えて血行不良になると肌のターンオーバーにも影響が出ます。 内臓の機能低下を防ぎ、栄養と酸素がきちんと運べて、老廃物はしっかり収集されるようにするためには、冷えないようにすることもとても大切です。

暑いときに、絶対冷たいものを飲まないというのは難しいと思いますが、常温を基本にしていると、年齢を重ねた時に差が出てくると思いますよ」(宇都宮さん)。

 

 

これで「どんより顔」に決別!正しい保湿テク

●乾燥して「どんより」、油っぽくって「どんより」にサヨナラ
「どんより顔」にサヨナラするために、最低限行うべきお手入れを聞きました。

「乾燥しても肌はくすみ、皮膚表面に残った皮脂が酸化しても肌はくすみます。どちらも「どんより顔」になってしまいます。乾燥でもなく、ベタつきでもない、油水分のバランスが整った美肌をキープするためのお手入れは、水分と油分の両方を与えることが必ず必要です。それこそが、化粧品の最も大切なお手入れのひとつのポイントと言えます」(宇都宮さん)。



【1日中はつらつとした印象に!正しい保湿テク】
①保湿力の高い化粧水を、肌がひんやりするくらいつける
②クリームでフタをする

 

 

 

「最近は、オイリードライの方が増えているように感じます。オイリードライというのは、肌の内部は乾燥しているのに、表面はオイリーな状態のこと。なぜそのようなことが起きるかというと、肌の内部は乾燥しているので、肌は『乾燥している。皮脂を分泌しなければ!』と、皮脂をたくさん分泌するケースがとても多いからです。その結果、一見オイリー肌のように感じます。ところが、肌の内部は相変わらず水分が不足しています。そのため、肌の内部はカラカラなのに、表面はベタベタに。乾燥でくすみ、皮膚表面の皮脂が酸化してくすむ、というダブルパンチです。

肌がもとから持っているうるおい成分は、水溶性のものと油溶性のものの両方があります。つまり、肌には水分と油分の両方が必要なのです。そして油分は与えた水分を蒸発させないためにも必ずつけましょう。

肌に触れたときに、たとえしっとりしていると感じても、化粧水だけで終わらずに、必ずクリームでフタをしましょう。そうすれば、肌の内側からふっくら弾むような、うるおいのある肌になりますよ」(宇都宮さん)。

【おすすめのアイテム】
肌潤化粧水 120ml 3,000円(税抜)

なじませた瞬間から肌に吸い込まれるように浸透する保湿化粧水。「ライスパワーNo.11」※や「大豆発酵エキス」「ビフィズス菌発酵エキス」など、保湿成分をたっぷり配合。発酵によってできる、まろやかな使用感。
※全成分:コメエキス、配合目的:保湿

 

 

肌潤ジェルクリーム 40g 3,000円(税抜)

たっぷり配合された保湿成分が素早く肌になじみ、長時間うるおいを肌にとどめます。肌の上でのばすとエモリエントカプセルがほぐれ、美容成分を肌内部に放出。さらに肌表面をラッピングすることで水分蒸散を防止します。みずみずしい使用感。

 

 


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Illustration:Ku-