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乾燥する今こそ見直したい!クイズで学ぶ「冬洗顔」の極意~うるおい肌を作るコツ80回目

2019.01.29
肌が乾燥しやすくなる冬は、洗顔による乾燥を防ぐために「洗顔料を使わない」という人もいるとか。お手入れを頑張っても方法が誤っていたら台無し。米肌・ビューティープロデューサーの宇都宮己良子さんがクイズ形式で冬洗顔を解説します。

その洗顔方法、実はNGかも?

 

 

次の質問に ○ or × で答えてください

Q1:冬は肌が乾燥しているから、朝は洗顔料を使わないほうがいい。
Q2:夏と冬では洗顔料のタイプを使い分けるのがよい。
Q3:冬の肌表面の温度は低いので、お湯で洗うと汚れが落ちやすい。
Q4:泡立てた洗顔料でしっかりまぶたも包み込んで洗うのがいい。
Q5:肌のゴワゴワが気になっても(角層が肥厚)、乾燥する季節はスクラブは使わないほうがいい。
Q6:すすぎの最後に冷水で引きしめて、外気の冷たさに慣らしておくとよい。

 

 

 

Q1「冬は肌が乾燥しているから、朝は洗顔料を使わないほうがいい」は「×」

冬、就寝中、でも皮脂は出ています!水だけで落ちない汚れは洗顔料で

乾燥しやすい時季や、一年を通して乾燥肌など、乾燥に傾いている肌状態のときは、「洗顔料を使った朝の洗顔は肌を乾燥させてしまい良くないのでは?」という質問が宇都宮さんに届くそうです。ですが基本的には朝も晩も、洗顔料での洗顔をおすすめしています、と宇都宮さん。朝も夜も、落とさなければいけない汚れは同じ。洗顔料でなければ落ちない汚れには、以下のようなものがあるそうです。
・古い角層細胞(角質)
・過剰皮脂(皮膚表面に残った皮脂やキメのすみずみに入り込んだ皮脂)
・異物(ホコリ、大気中の微粒子など)

「就寝中は日中ほど汗や皮脂も分泌されにくいですし、部屋の中ですから肌表面に付着する汚れも少ない状態ですが、水だけでは落ちない、上記のようないろいろな汚れを洗顔料を使ってきちんと取り去ることで、キメが整った美しい肌に近づけます。

ぬるま湯で洗い流した後に皮膚表面にベタつきを感じないのであれば、洗顔料を使用しないで洗顔する、という選択もあると思います。ただし、ぬるま湯で洗い流した後もベタつく感じがするときは皮膚表面に皮脂が残っている可能性があるので、そう感じたときは、皮脂の酸化を防ぐために洗顔料を使って洗顔することがおすすめです」。

基本的には乾燥肌の方も、泡の量と密度を調節して、朝も洗顔料を使用した洗顔をすることで、乾燥を極力抑えながら、汚れをキレイに取り去ることが可能です。

<乾燥を極力抑える洗顔のコツ>
いつもより多めの水で洗顔料を泡立てます。大きなゆるい泡を作って洗顔しましょう。泡の量もいつもより少なめにつくります。これで洗浄力が軽減されます。
「必要な皮脂は取り過ぎずに、皮膚表面に残っている皮脂だけを取り除くことができますよ」。(宇都宮さん)

Q2「夏と冬では洗顔料のタイプを使い分けるのがよい」は「×」

季節と洗顔料の関連ナシ! 洗顔後のつっぱり感があるかないか、に着目

乾燥しやすい冬には○○タイプ、皮脂がでやすい夏は○○タイプ、と、洗顔フォーム、固形石鹸、ジェル、クリーム、ミルク、など洗顔料のタイプを季節で変える必要は特にありません。形状、タイプによってどれが洗浄力が優れている、ということもなく製品それぞれなので、使用感や使い勝手など、基本的には好みで選ぶのがいいそうです。(洗顔料の「タイプ」ではなく、それぞれの商品特長により洗浄力の違いはあります)

 

 

選んだ洗顔料が自分にあっているかどうかの判断基準は「つっぱらないこと」。そもそも、洗顔料を使用しての洗顔自体が、汚れや過剰皮脂を落とすものなので、確かに洗顔という行為そのものは、肌を乾燥方向へ傾かせるものです。ですが洗顔後につっぱり感を感じるのは、皮脂を取り過ぎている状態であり、肌負担になるので、そのときは先述した方法で洗顔料の洗浄力を落とすと、肌負担を軽減しながら肌ダメージの原因となる汚れを落とすことができます。季節によって肌状態は異なるケースも多いので、同じ洗顔料でもつっぱたり、つっぱらなかったりすることもあります。今の肌状態を見ながら水の量と泡の量を調節して、洗顔料を使用することがおすすめです。

また、逆に洗顔してつっぱっても、後から保湿すれば良い、という考え方も違います。洗顔料を使用した洗顔でなるべくダメージを受けないように(つっぱらないように)心がけることが重要です。体調を崩して薬を飲むのは必要ですが、なるべく体調を崩さないように心がけるのが大切なのと同じです。

Q3「冬の肌表面の温度は低いので、お湯で洗うと汚れが落ちやすい」は「×」

一年中通して、洗顔に最適なのはぬるま湯。寒い冬でもお湯はNG

血行不良になりやすい冬はホットタオルで肌を温めることがあります。そのホットタオルを準備するのは面倒だから、代わりにお湯で洗顔して血行がよくなるなら便利で簡単、と考える人もいるかもしれませんね。お湯の温かさで肌の血行は促進されると思いますが、同時に皮脂を取り過ぎるなど、肌へのダメージはゼロではありません。ですが、水よりも温度の高いお湯の方が汚れが取れるのも事実です。つまり、汚れはしっかり取るけれども、皮脂を取り過ぎない程度の「ぬるま湯」が、一年中、洗顔時の肌にとって一番良い温度といえます。

 

 

「肌が冷えている時には、バスタブに一定時間浸かったり、ホットタオルで密閉したり、冷えた肌をほぐし、血行を良くしてから洗顔すると、汚れがしっかり取れた感覚が得られますね。それに対して、浴室に入ってから直ぐに洗顔料を使って同じように洗顔しても、汚れがきちんと取れた感覚が得られません。これは、一定時間バスタブに浸かったり、やシャワーを浴びて、身体が温まった状態になると、皮膚も皮脂もゆるんでいるため、キメに入り込んだ汚れや毛穴に詰まった汚れが取れやすくなるためです」と宇都宮さん。

「皮膚表面の温度は、冬よりも夏の方が高くなりがちですが、夏でも、浴室に入ってすぐ洗顔料で洗顔すると、汚れが取れにくい状態で洗顔してしまっていることになります。汚れをきちんと取るためには、皮膚表面の温度が低くなる冬はもちろん、夏でも浴室に入ってからすぐ洗顔するのではなく、身体が少し温まった状態になってからの洗顔がおすすめなんですね。

Q4「泡立てた洗顔料でしっかりまぶたも包み込んで洗うのがいい」は「○」

指の腹でこすらないように、泡を滑らせて包み込み洗いが基本

ポイントメイクリムーバーやクレンジング剤でメイクをオフした目もと。上まぶたは弾力のある泡を滑らせるだけで指の腹が触れないよう、包み込むように洗うのがベスト。特に、冬に乾燥しがちな目もとや頬などのデリケートな箇所は、ターンオーバーが乱れやすいため、肌を傷つけないように洗顔することが第一。肌を傷つけてしまうと、そのあといくら保湿しても、留めることが難しくなります。

 

 

<肌を傷つけずに汚れを取る洗顔の基本>
①泡で洗う。こすらない!
弾力のある濃密な洗顔料を泡立て、指の腹が直接あまり肌に触れないように注意しながら、泡を転がすように洗って、肌を絶対に摩擦刺激しないように。

②洗顔時の温度に注意!
汚れがきちんと落ちていなければ、後から与える化粧品もかえって肌の負担に。汚れがよく落ちる34~36℃くらいのぬるま湯で。40℃以上の高温では、皮脂やうるおい成分を取り過ぎて肌の乾燥を進めてしまいます。

③時間(洗っている時間と洗い流しの時間)も重要!
泡で優しく、細かなところまで洗うのに必要な時間は30秒~1分。洗い流しは、洗っていた時間の「倍」の時間の1~2分を目安に。顔の広い面、小鼻の横、髪の生え際まで、落とし残しのないようにしっかり洗い流しましょう。

④水分のふき取りにも気をつけて
目元だけでなく、顔全体に言えることですが、柔らかいフェイスタオルでおさえるようにふき取ります。ゴシゴシこすってふくのはNG。キメが乱れる原因になるので最後まで細心の注意を。

Q5「肌のゴワゴワが気になっても(角層が肥厚)、乾燥する季節はスクラブは使わないほうがいい」は「○」

乾燥しているときスクラブは肌の負担に。使わない方がベター

不要な角質を落とすのに、スクラブ剤は効果的といえます。不要な角質は、基本的には洗顔料で落ちるのですが、肌が乾燥状態になると不要な角質の自然剥離が難しくなります。洗顔料を使用した洗顔だけではゴワゴワが気になるときに、使用している方も多いと思います。ですが、「ゴワゴワもしているけれども、乾燥している」と感じたときは、スクラブ剤は肌を摩擦するので多少なりとも肌負担になる可能性があるため、使わないほうがいいでしょう。そのようなときは、米肌『澄肌クリアエッセンス』もオススメです。

 

 

ちなみに、不要な角層細胞(角質)を取り除く、角質ふきとり化粧水や美容液、洗顔料などには、角質を取るアプローチがいくつかあります。

・米肌 澄肌クリアエッセンス:不要な角質を、柔らかくしてはがれ易い状態に整え※1(食事後のお皿についている食材を水でほぐすようなイメージ)、柔らかくなった不要な角質をさらに浮かせ※2、肌から不要な角質が離れた状態で物理的にコットンでふき取るタイプ。3アクションで肌負担感を限りなく軽減し、不要な角質を除去できます。ふき取る際には、さらに肌負担を軽減するために、クッション性ポリマーが皮膚表面をカバーし、摩擦を軽減しています。
※1 角質柔軟成分(全成分:オリーブ脂肪酸エチル)
※2 植物性角質クリア成分(全成分:PEG-3コカミド・PEG-6コカミド)

 

 

Q6「すすぎの最後に冷水で引きしめて、外気の冷たさに慣らしておくとよい」は「×」

外気温並みの氷水などにしなくてもOK。常温の水なら引き締め効果も

ベースメイクをする前に、ぬるま湯で洗顔した後に冷水で肌を引き締めるのは、毛穴を引き締めベースメイクの持ちがよくなる、といわれますが、 だからといって、外気の冷たさに慣らしたり、氷水で引き締めるほどの必要はなく、洗顔後の保湿スキンケアはすぐに行うほうがいいです。

洗顔最後のすすぎを常温のお水で行って引き締め効果を期待しつつ、その後はスキンケアを通常通りしっかり行いましょう。
<おすすめのアイテム>
ホイップクリームのようなキメ細かい弾力のある濃密泡が、肌と手の間でクッションとなり、デリケートな冬の肌をこすり過ぎず優しく洗い上げます。毛穴の汚れや古い角層もしっかりキャッチし、すっきり汚れを落とします。後から使う化粧水の浸透もサポートし、乾燥がちな肌をきめの整った肌に整えてくれます。
左から 肌潤洗顔クリーム 120g 1,600円(税抜)、肌潤石鹸 80g 3,500円(税抜)

 

 


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Text : Yuka Hanyuda