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保湿が効かない? ゴワゴワ春ゆらぎ肌、レスキュー術

2019.03.26

冬疲れの名残、大気汚染や花粉、昼夜の寒暖差、日ごとの寒暖差などの影響で、疲れたゴワゴワ感触の春の肌。いくら保湿をしても、あまり効果が出にくいことも。それは、春の厚みを増した角質、キメの乱れた肌のせいかも。そんな春のゆらぎ肌の状態を知って、しっかりと保湿を効かせる、受け止める肌に整えましょう。

 

 

寒暖差で肌は不安定、紫外線も強くなり角層は厚くなる

冬の寒さも和らぎ、だんだんと暖かくなる季節の変わり目。春先の肌は、触るとゴワゴワ、ザラザラ。低温低湿の冬から春にかけての肌状態は、いったいどうなっているのでしょうか? 米肌ビューティープロデューサーの宇都宮己良子さんに教えていただきました。

「冬の間に続いた乾燥状態の影響を受け、バリア機能が全体的に低下しているため、肌あれや小ジワも目立ちやすくなっています。ひどくなると、乾燥によってターンオーバーが乱れ、角層を構成している角層細胞が上手くはがれ落ちず肌表面に厚く重なったままになり、皮ムケが見られたり、うるおい不足で皮脂分泌が過剰になったり。皮膚表面はベタついているのに角層内は水分不足の"隠れ乾燥"傾向になりやすいのです」(宇都宮さん)。

そんな、冬疲れを引きずっているのに、紫外線は強くなり肌ダメージが加速するのもこの時季の特徴。花のつぼみもふくらみ、緑も芽吹き、訪れた春を楽しみながらも、まだまだ紫外線対策は大丈夫、なんて先延ばしはNGです。

「UV対策が不十分では、紫外線の影響を受けて角層は肥厚しやすくなってしまいます。また、昼夜、日ごと、まだまだ寒暖差が大きいために、肌は不安定になり、敏感になったり、吹き出物もできやすかったりします。春の嵐、と言われるほど強い風が吹くので、肌表面は汚れやすく、毛穴が黒ずんだり、ニキビもできやすい環境です」(宇都宮さん)。

ゴワつきには「落とすケア」と「与えるケア」の両方が必要

春の肌の二大特徴である乾燥・角層肥厚で、肌がかたくなっているケースが多いそう。

「クレンジングと洗顔で汚れをしっかり落とすことと、保湿成分(水溶性のうるおい成分)とエモリエント成分(油溶性のうるおい成分)の両方による、充分なうるおい補給が必要です。

状態に応じて角質ケアを取り入れて、肥厚した角質を柔らかくしてオフするのも良いと思いますが、肌は乾燥に傾いているので、使うアイテム選びと使用回数には注意が必要です。肌の様子を見極めながら行うなど、あまり無理せずに」(宇都宮さん)。

 

 

落とすケアにおすすめのアイテム

①クレンジング料

肌潤クレンジングクリーム

<宇都宮さんおすすめ!>
肌にやさしく洗浄力も高いので、肌の基礎体力が弱まっているな、と感じやすい春先にオススメ。かたくなった角層をほぐしながらキメに入り込んだ汚れをするっとやさしく取るのに適しています。


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40代におすすめのクレンジングはクリームタイプ? クレンジングの見直し

 

 

②洗顔料

肌潤石鹸 もしくは 肌潤洗顔クリーム

<宇都宮さんおすすめ!>
どちらも高い洗浄力を持ちながら、肌を乾燥させにくいのでおすすめです。クレンジングではメイク料などの油分の汚れを、石鹸や洗顔クリームでは不要な角層細胞(角質)と、付着した大気中の汚れや皮脂などの汚れを、W洗顔でしっかり落とすことで、あとから与える保湿アイテムの浸透しやすい肌に整えます。お好みでお選びくださいね。


◆詳しい使い方はこちら
乾燥する今こそ見直したい!クイズで学ぶ「冬洗顔」の極意

 

 

③角質ケア

澄肌クリアエッセンス

<宇都宮さんおすすめ!>
クレンジングと洗顔のお手入れをしっかりしていても、ゴワつきを感じる部位に使用してあげると効果的です。ゴワついている部位は、乾燥によって古い角質がたまって、たっぷりとうるおい補給をしていても、その浸透のさまたげになっていることも。うるおい実感を高める、スペシャルケアはいかが。


◆詳しい使い方はこちら
効果を実感できない大人の「鈍感肌」が目覚める角質ケア

 

 

与えるケアにおすすめのアイテム

①化粧水
肌潤化粧水 もしくは 肌潤美白化粧水

<宇都宮さんおすすめ!>
リピーターも多く、米肌のベストセラー化粧水「肌潤化粧水」の高保湿なうるおいは、春のデリケートな肌をやさしく底上げしてくれます。今春新発売の「肌潤美白化粧水」なら、高いうるおいに加えて、美白ケアもできるので、美白ケアも同時にしたい方におすすめです。

 

 

②美容液(スペシャルケア)

肌潤改善エッセンス

<宇都宮さんおすすめ!>
春は特に、バリア機能が低下しているので、水分保持能の改善対策を取り入れると、肌状態が非常に安定しやすくなります。うるおいを保持する力の弱った角層細胞で構成された角層は、大変乾燥しています。角層は乾燥状態に陥ると、ターンオーバーが非常に速くなるケースが多いのです。速いターンオーバーで、充分な時間をかけずに新たに生み出された角層細胞は、きちんとした保水機能を持てない乾燥した細胞(未成熟な細胞)になります。水分保持能を改善することで、化粧水などで与えたうるおい成分を蓄える肌自身の保つ力が向上するということなので、取り込んだうるおいを長く保つことができるようになり、角層のうるおい環境が安定します。その結果、角層細胞の未成熟化を防ぎ、うるおい成分を充分蓄えた角層細胞を作りやすくなります。

 

 

③クリーム

肌潤クリーム

<宇都宮さんおすすめ!>
うるおい補給は、水分と油分、どちらもバランスよく与えるのが肝心。化粧水と美容液だけでは、水溶性のうるおい補給ばかりで、油分が足りません。必ずスキンケアの最後に、うるおいのフタする、エモリエント成分(油性の保湿成分)は必須!

 

 

④日中のスペシャルケア

肌潤エッセンスバーム

<宇都宮さんおすすめ!>
朝に基本のスキンケアでしっかり保湿しておくことで、日中の紫外線や強い風などで肌のうるおいを奪われないようガードしておくのが大前提。とはいえ、日中、仕事の合間や休憩中など、乾いてゴワつくな、と感じた時には、ジュワッととろけて、水分も油分もWのうるおいをひと塗りで補給できるバームを投入してみては。スペシャルだけど手軽で、いつでもどこでもひと塗り簡単!

 

 

プツッ、といつのまにかニキビも!

ゴワついて肌が乾きがちな反面、ニキビや吹き出物がポツッと出現することもありませんか? 春特有の強風なども影響し、きちんと汚れが取れていないのが原因のひとつ。

「汚れに関しては、クレンジング料と洗顔料を正しく使って、肌に汚れを残さないことが、一番のお手入れです。今一度、正しいクレンジングの仕方、洗顔の仕方、をおさらいしてみて」(宇都宮さん)。

ただし、角層のうるおい環境もきちんと安定させておくことが大切だそう。乾燥は先述のとおり、皮膚の保護作用で過剰皮脂を分泌する原因になるので、こちらも忘れずに、とのことだそうです。

 

 

睡眠不足や生活習慣の乱れも見直して!

また、新年度や新生活が始まり、精神面で不安定になることで、自律神経が乱れ、その結果バリア機能が低下し、肌が乾燥、また生活習慣の乱れ(睡眠不足や偏食等)などもニキビの原因として考えられるそうです。

夜22時~2時の4時間は、肌のゴールデンタイムとも呼ばれ、成長ホルモンの分泌が高まり、美肌を育む時間なのはご存じのとおり。とはいっても、22時にベッドに入る、というのはなかなか難しいし、理想的な睡眠時間と言われる7時間睡眠も、ハードルが高いですよね。

「私自身も、本来は7時間睡眠が必要な体質ですが、ほぼ毎日6時間睡眠をキープするのがやっとです。精神面では、自分自身がリラックスする方法を見つけることを大切にしています」と、宇都宮さん。

ふだん、睡眠不足を感じながらも、その週の中で上手に調整し、健やかさを保つ工夫をしているそうです。

「できれば週の中日で1日7時間の睡眠を取って、体を少し回復させる、という方法をとっています。週の疲れを土曜日で回復させようと、午後までまとめて寝てしまうと、土曜日の就寝時間が遅くなり、その結果、日曜日の起床時間が遅くなります。結局日曜日の夜に、平日の就寝時間と同じ時間に寝ようとしても寝付くことができず、寝不足に。こうして土日の影響は月曜日まで持ち越され、月曜日の影響はその週のパフォーマンスの低下にまでつながります」(宇都宮さん)。まさに、良かれと思っても、寝溜めはできません。

「いつか記事で読んだのですが、土曜日の午前中は用事を入れずに、少し(目安は2~3時間位まで)多めに寝て、疲れを取るのが、恒常的な寝不足の解決方法としてはおすすめだとか。2~3時間で取れる疲れにおさえるためには、結局、週の中で疲労の蓄積(睡眠負債)を上手に少しずつでも返済しておかないと、と思い、実践するように心がけています」(宇都宮さん)。

ランチの後の15分程度の昼寝を推奨されているオフィスも増えているなど、睡眠負債を溜めすぎないことが、結果的にパフォーマンス向上につながる、と見直されています。

たった数日単位で、肌のコンディションがグラっとゆらぎ、落ちこむのは、バリア機能が低下しているのが明らかです。

落とす、与える、の正しいスキンケアで角層の水分保持力アップをアシストしてあげること、睡眠不足や疲れを引きずらない生活習慣を心がけることで、春の肌を健やかに保ちましょう。

 

 


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Text : Yuka Hanyuda